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【独自調査】AIO引用元観測レポート 2026年7月6日

部署:マーケティング担当者レベル:実践AIO
AI検索画面を表示したノートPCと業務資料を背景に、AIOは引用だけを目的としないことを示したアイキャッチ

観測日: 2026-07-06 (前回比: 2026-06-15)

この論点に関連して、「【独自調査】AIO引用元観測レポート 2026年5月25日」もあわせてご覧ください。

この論点に関連して、「【独自調査】AIO引用元観測レポート 2026年6月15日」もあわせてご覧ください。

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本URLは、AIO引用元の定点観測について「最新の観測結果と前回差分を確認する」ためのレポートとして運用します。観測回ごとに別URLを増やすのではなく、最新号では直近の引用構造、前回からの変動、エンジン別傾向、実務上の示唆をまとめ、過去回は比較対象として扱います。以下は2026年7月6日観測分の結果です。

エグゼクティブサマリー

2026-07-06時点で観測された 100クエリ × 4エンジンの引用構造の概要です。

  • 企業オウンドメディア : シェア 32.3% (712件 / 478ドメイン)
  • 企業公式 : シェア 32.3% (711件 / 451ドメイン)
  • 業界専門メディア : シェア 9.9% (217件 / 56ドメイン)
  • 最多引用ドメイン: youtube.com [YouTube] (128件、57クエリで出現)
  • エンジン別カバレッジ: perplexity 100% / serpapi 88% / openai 94% / gemini 17%

※詳細な考察は本レポート末尾の「アナリストによる発見と提言」をご参照ください。

このレポートの読み方

このレポートは、単純な「引用数ランキング」ではなく、前回観測からどの引用元が増減したか、エンジンごとに参照傾向がどう異なるか、どのクエリで引用元の入れ替わりが大きいかを確認するために使います。特定ドメインの一時的な増減だけで結論を出さず、複数回の観測で傾向が継続しているかを確認してください。

次回観測時は、同じ指標定義を維持したうえで本URLの最新版を更新し、前回値を比較対象として残します。これにより、同じ「AIO引用元 最新レポート」という検索意図を複数記事へ分散させず、時系列比較と最新解説を一つのURLに集約します。

1. 観測カバレッジ

観測対象: 100クエリ × 4エンジン

エンジン 取得成功 カバレッジ 引用件数
perplexity 100/100 100.0% 871
serpapi 88/100 88.0% 717
openai 94/100 94.0% 372
gemini 17/100 17.0% 242

※Geminiの制約により、Geminiは取得途中で上限に達しスキップされる場合があります。

2. メディアタイプ別の引用シェア

AIエンジンが「どんな種類のサイト」から引用しているかの全体像です。

順位 メディアタイプ 引用件数 シェア ユニークドメイン数 前期比
1 企業オウンドメディア 712 32.3% 478 ↓-0.4pt
2 企業公式 711 32.3% 451 ↑+0.7pt
3 業界専門メディア 217 9.9% 56 ↑+0.7pt
4 SaaS公式 143 6.5% 19 ↓-0.7pt
5 YouTube 128 5.8% 1 ↓-1.0pt
6 EC/ポータル 101 4.6% 12 ↑+0.5pt
7 未分類 58 2.6% 48 ↓-0.3pt
8 政府/公的機関 44 2.0% 21 ↑+0.3pt
9 レビューサイト 37 1.7% 6 ↓-0.2pt
10 SNSブログ/note 19 0.9% 4 ↑+0.1pt
11 大手メディア 11 0.5% 7 ↓-0.1pt
12 SNS本体 8 0.4% 3 ↑+0.1pt
13 百科事典 7 0.3% 4 ↑+0.2pt
14 教育機関 6 0.3% 5 ↑+0.0pt

H2「メディアタイプ別の引用シェア」にある14分類の表をそのまま見せるのではなく、上位3タイプだけで約75%を占め、特にオウンドと公式がほぼ同数という全体構造を直感的に理解させる

3. 引用ドメインTOP20 (今期)

順位 ドメイン メディアタイプ 引用回数 出現クエリ数 主出現エンジン
1 youtube.com YouTube 128 57 serpapi
2 google.com 企業公式 51 11 openai
3 ferret-one.com SaaS公式 20 10 perplexity
4 mynavi.jp 業界専門メディア 19 12 perplexity
5 aspicjapan.org 業界専門メディア 17 9 perplexity
6 hotpepper.jp EC/ポータル 16 8 perplexity
7 moneyforward.com SaaS公式 15 10 serpapi
8 suumo.jp EC/ポータル 15 9 perplexity
9 yahoo.co.jp EC/ポータル 14 13 perplexity
10 note.com SNSブログ/note 14 11 openai
11 ozmall.co.jp EC/ポータル 13 9 perplexity
12 salesforce.com SaaS公式 13 8 perplexity
13 freee.co.jp SaaS公式 12 7 perplexity
14 hubspot.jp SaaS公式 12 7 perplexity
15 doda.jp 業界専門メディア 12 6 perplexity
16 mieru-ca.com SaaS公式 11 6 perplexity
17 tabelog.com EC/ポータル 11 4 perplexity
18 itreview.jp レビューサイト 10 8 perplexity
19 sansan.com SaaS公式 10 7 perplexity
20 jalan.net EC/ポータル 10 6 perplexity

4. エンジン別の引用先傾向

各AIエンジンが「どんな種類のサイト」から引用しているかを比較したものです。エンジンごとの引用ロジックの違い (=どこに対策すべきか) が見えます。

メディアタイプ perplexity(計871) serpapi(計717) openai(計372) gemini(計242)
企業オウンドメディア 271 (31%) 260 (36%) 86 (23%) 95 (39%)
企業公式 259 (30%) 199 (28%) 190 (51%) 63 (26%)
業界専門メディア 103 (12%) 64 (9%) 25 (7%) 25 (10%)
SaaS公式 64 (7%) 46 (6%) 5 (1%) 28 (12%)
YouTube 33 (4%) 65 (9%) 27 (7%) 3 (1%)
EC/ポータル 64 (7%) 33 (5%) 4 (1%) 0 (0%)
未分類 21 (2%) 12 (2%) 15 (4%) 10 (4%)
政府/公的機関 21 (2%) 15 (2%) 8 (2%) 0 (0%)

記事で最も実務価値の高い「エンジンによって引用元の選び方が違う」を可視化する

5. 前回からの変動

5-1. 順位が大きく動いたドメイン

ドメイン タイプ 今期 前期 変動
lany.co.jp 業界専門メディア 28 54 ↑+26
jalan.net EC/ポータル 20 43 ↑+23
knt.co.jp 企業公式 29 47 ↑+18
doda.jp 業界専門メディア 15 31 ↑+16
0120.co.jp 業界専門メディア 25 41 ↑+16
tabelog.com EC/ポータル 17 30 ↑+13
shanon.co.jp SaaS公式 21 8 ↓-13
geo-code.co.jp 業界専門メディア 26 39 ↑+13

5-2. 新規ランクイン

該当なし。

5-3. ランク外消失

  • tmedia.co.jp [業界専門メディア] (前期18位 → 今期38位)
  • rakuten.co.jp [EC/ポータル] (前期19位 → 今期31位)
  • persol-bd.co.jp [業界専門メディア] (前期24位 → 今期33位)
  • shakou-inc.co.jp [企業オウンドメディア] (前期25位 → 今期36位)
  • cloudcircus.jp [企業オウンドメディア] (前期26位 → 今期52位)
  • it-trend.jp [レビューサイト] (前期29位 → 今期32位)

6. クエリ別ハイライト

6-1. 引用が豊富だったクエリTOP5

  • AIO ツール 比較 — 42件の引用 (31ドメイン、4エンジン)
  • AIO とは — 41件の引用 (33ドメイン、4エンジン)
  • Perplexity 対策 — 41件の引用 (32ドメイン、4エンジン)
  • BtoB マーケティング 始め方 — 41件の引用 (23ドメイン、4エンジン)
  • 生成AI 引用される 方法 — 37件の引用 (26ドメイン、4エンジン)

6-2. 引用ドメインの入れ替わりが大きかったクエリ

  • ChatGPT SEO — 新規ドメイン 16/22 (入替率 73%)
  • 転職エージェント おすすめ — 新規ドメイン 21/29 (入替率 72%)
  • Perplexity 対策 — 新規ドメイン 21/32 (入替率 66%)
  • GEO 対策 — 新規ドメイン 17/27 (入替率 63%)
  • 生成AI 引用される 方法 — 新規ドメイン 16/26 (入替率 62%)

7. アナリストによる発見と提言

7-1. 引用構造の全体傾向 — オウンドと公式が完全拮抗

今期は「企業オウンドメディア (32.3%)」と「企業公式 (32.3%)」が引用件数でほぼ同数 (712件対711件) となり、前期はオウンドが+1.1ptで先行していた構図が拮抗状態に収束した。オウンドは-0.4pt、公式は+0.7ptと、前期の「公式減・オウンド増」トレンドが今期は反転している。この2タイプで全体の約65%を占める構造は前期 (約64%) から不変で、AIエンジンが一次情報 (企業自身の発信) を優先する基本構造は安定している。短期のpt変動に振り回されず、オウンド・公式の両輪を並行整備する方針が引き続き妥当。

この論点に関連して、「AI検索の「信頼性シグナル」とは何か?AIが企業情報をどう判断するか、全体像を整理する」もあわせてご覧ください。

7-2. YouTubeの縮小と業界専門メディアの伸長

「今回だけのランキング」ではなく、前回観測から引用構造がどう動いたかを理解させる

youtube.com は依然として単一ドメイン最多 (128件・57クエリ) だが、前期の158件・60クエリから件数・出現クエリともに減少し、メディアタイプとしても-1.0ptと今期最大の下落幅。対照的に業界専門メディアは+0.7pt・ユニークドメイン51→56と裾野を広げており、lany.co.jp (+26)、doda.jp (+16)、0120.co.jp (+16)、geo-code.co.jp (+13) と専門メディア勢が軒並み順位を上げている。動画依存からテキスト専門メディアへ引用の重心がわずかに戻りつつある兆候であり、専門性の高い解説コンテンツの投下が奏功しやすい局面。

7-3. エンジンごとの引用ロジック — openaiの公式偏重が一段と鮮明

  • openai : 企業公式51%と突出は前期と同水準で継続。加えてSaaS公式が前期3%→1%へ縮小し、公式ドメインへの集中が一段と鮮明。公式サイトのファクト整備・構造化データが最優先で効く。
  • gemini : オウンド39% (前期47%から低下)・公式26% (前期19%から上昇) と、オウンド一辺倒から公式にもウェイトが移った。ただしカバレッジ17% (前期22%からさらに低下・取得17/100) と母数が最も小さく、この変動は観測ノイズの可能性が高い。単期の数値で施策判断しないこと。
  • perplexity : 全タイプをバランスよく引用 (カバレッジ100%)。基準エンジンとして安定。
  • serpapi : オウンド36%と最も高く、YouTube比率は前期14%→9%へ低下。カバレッジも78%→88%へ改善し、SEO上位資産+オウンド解説が反映されやすい。

「1施策で全エンジン」は引き続き困難で、公式ファクト整備 (openai) / オウンド解説強化 (serpapi・perplexity・gemini) / SEO上位化の3系統に分けた設計が合理的。

7-4. 変動から読むボラティリティ — AIO/GEO系クエリが依然ホット

「AIO/GEO領域はすでに上位が固定されている」という印象を崩し、引用元の入替率が60〜70%台に達するクエリがあることを可視化する

今期の引用豊富クエリTOP5は「AIO ツール 比較」「AIO とは」「Perplexity 対策」「BtoB マーケティング 始め方」「生成AI 引用される 方法」で、GEO/AIO関連が上位を占める。かつ「ChatGPT SEO」(入替率73%)、「Perplexity 対策」(66%)、「GEO 対策」(63%)、「生成AI 引用される 方法」(62%) と、AIO/GEO系クエリの入替率が高止まりしている。これらの領域は上位が固定されておらず、良質コンテンツを継続投下すれば短期でランクインを狙える「開拓余地の大きい領域」であり続けている。前期に指摘した参入好機は今期も有効。

7-5. 提言 (優先順位順)

  1. AIO/GEO系クエリへの継続投下を最優先 : 引用豊富かつ入替率が高く上位が未固定。2期連続で参入コストの低い状態が続いており、機を逃さず投下すべき。
  2. オウンド・公式の両輪整備 : 両タイプが完全拮抗し全体の約65%を占める。どちらか一方でなく並行整備がレバレッジ最大。
  3. 業界専門メディア枠の活用検討 : +0.7pt・ドメイン増と裾野が拡大中。専門メディアへの寄稿・被リンク獲得が引用機会を広げる。
  4. 公式ドメインのファクト/構造化整備 : openaiの公式偏重 (51%) がさらに鮮明化。openai対策として費用対効果が高い。
  5. YouTube資産は補完策として再評価 : 件数・シェアとも減少局面。serpapi露出の補完策と位置づけ、動画偏重は避ける。
  6. Geminiは観測母数に強く留意 : カバレッジ17%と前期からさらに低下。シェア・順位変動はノイズが大きく、単期でなく複数期トレンドで評価する。

※本節はテーブルの数値から導ける範囲の解釈です。特にGeminiはカバレッジ17% (取得17/100) と母数が小さく、前期 (22%) からも低下しているため、シェアや順位の変動は過大・過小に振れやすい点にご注意ください。

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