「Indeedに求人を載せたいが、どの方法で掲載すればよいのか分からない」「無料で載せられると聞いたが、どこまで無料なのか」。採用を担当していると、こうした疑問に突き当たります。 結論から言うと、公式の案内で確認できたIndeedへの掲載方法は、Indeedに直接投稿する方法と、Indeedエントリー(ATSで作成した求人をIndeedの求人検索結果に表示するための、Indeedの仕組み)に対応した採用管理システム(ATS)経由で投稿する方法の2つです。どちらを選ぶかで、無料掲載の上限が当てはまるかどうかが変わります。Indeedに支払う費用が発生するのは、スポンサー求人という有料オプションを使ったときだけです。ATS経由の場合のATSの利用料は、別に確認が必要です。 この記事では、Indeed公式の案内とヘルプ5ページ、掲載方法を解説している他社の記事3本をもとに、2つの掲載方法の違い、審査から掲載までの時間、無料掲載とスポンサー求人の違い、自社に合う選び方を整理します。他社の記事は、あくまでその会社の見方として紹介します。公式の説明と合わないところは、本文の中でそのつど触れます。
Indeedへの掲載方法:直接投稿とATS経由

直接投稿は無料掲載のポリシーの対象で、ATS経由は対象外です。ATS経由の費用や件数は別に確認が必要です。
Indeed公式の案内によると、求人を掲載する方法として、次の2つが案内されています。1つはIndeedに求人を直接投稿する方法、もう1つは、Indeedエントリーを備えたATSで求人を作成し、Indeedの求人検索結果に表示する方法です。ATSは、応募者を管理する採用管理システムのことです。
直接投稿について、公式は「採用ページをお持ちでない方や、Indeedに短時間で掲載を始めたい方におすすめの方法」と案内しています。ATS経由については、「Indeedエントリー」を完備したATSを利用すると、ATS上で作成した求人情報がIndeedの求人検索結果に表示されるようになる、と説明しています。
| 比較軸 | 直接投稿 | ATS経由 |
|---|---|---|
| 求人を作成する場所 | Indeed上 | 利用中のATS上 |
| 公式が向くとする場面 | 採用ページがない、短時間で掲載を始めたい | 公式の記載なし(すでに対応ATSを使っている場合の選択肢として、筆者が整理) |
| 無料掲載のポリシー | 対象(月3件まで) | 対象外 |
| 前提となるもの | 投稿する求人の情報 | Indeedエントリーを備えたATS |
表は、Indeed公式の案内とヘルプの記載を筆者が並べたものです。ATSを利用する場合の契約条件や費用は、公式ページでは確認できませんでした。
他社の解説記事には、掲載方法を「直接投稿・クローリング・スポンサー求人」の3つに分けているものがあります。クローリングによる掲載については、今回確認した公式ページでは分かりませんでした。本記事では、公式で確認できた直接投稿とATS経由の2つを軸に説明します。
直接投稿で掲載する流れ:審査と掲載開始までの時間

公式の記載の最大時間を足し合わせると、最長で約6日になります。
直接投稿の流れは、公式の案内では「求人を投稿し、Indeedの審査を受け、審査を通過すると掲載が始まる」という順番です。入力する項目の細かい手順は、公式のヘルプで更新されることがあるため、実際の画面で確認してください。ここでは、時間に関わる部分を押さえます。
公式の案内によると、審査は通常、数時間から最大72時間で完了します。審査を通過したあと、最大72時間で掲載が始まります。つまり、投稿してから求人が検索結果に出るまでには、審査の時間と掲載開始までの時間がそれぞれかかります。公式の記載をそのまま足し合わせると、最長で約6日になります。
この時間は、採用計画に直接効きます。たとえば、来週の説明会に合わせて求人を出したい場合、前日に投稿しても間に合わない可能性があります。掲載を急ぐ場合は、公式が示す最大の時間を見込んで、余裕をもって投稿しておくのが安全です。
審査の基準については、今回確認した公式ページに詳しい記載がありませんでした。審査で差し戻された場合の対応は、Indeedのヘルプや、アカウントの管理画面に表示される案内で確認してください。
ATS経由で掲載する場合の考え方
公式の案内によると、「Indeedエントリー」を完備したATSを使うと、ATS上で作成した求人がIndeedの求人検索結果に表示されます。つまり、ATSを使っているだけでは足りず、そのATSがIndeedエントリーに対応している必要があります。自社のATSがIndeedエントリーを完備しているかどうかは、ATS事業者に確認してください。ATSそのものの比較や選び方は、採用管理システム(ATS)おすすめ10選で整理しています。
ここで注意したいのは、無料掲載のポリシーとの関係です。Indeedのヘルプは、無料掲載の上限を定めたポリシーについて、「Indeedに直接投稿されるすべての求人に適用される」と説明し、ATS経由で投稿された求人は対象外としています。つまり、直接投稿で適用される「月3件まで」という無料枠の考え方は、ATS経由の求人には当てはまりません。
では、ATS経由の求人にかかる費用や件数の上限はどうなるのでしょうか。この点は、今回確認した公式ページには記載がありませんでした。ATS事業者との契約内容や、ATS側の仕様によって変わる可能性があります。ATS経由での掲載を考えている場合は、利用中、または導入を検討しているATS事業者に、Indeedへの掲載にかかる費用と件数の扱いを直接確認してください。
また、「Indeedエントリー」を備えたATSの一覧は、今回確認した公式ページでは取得できませんでした。自社のATSが対応しているかどうかは、ATS事業者か、Indeedの公式案内で確認が必要です。
無料掲載とスポンサー求人の違い:費用・表示・上限を比べる

スポンサー求人の課金は、求人がクリックされたときに発生し、予算の上限を設定できます。
Indeedの公式サイトは、「初期費用」「掲載費用」「採用成功報酬」はかからず、募集から採用まで一貫して無料で実施できると案内しています。これはIndeedに支払う費用の説明で、ATS事業者への支払いは含みません。Indeedで費用が発生するのは、より多くの求職者に見てもらえるように「スポンサー求人」を利用した場合だけです。
スポンサー求人の課金は、求人が求職者にクリックされたときにだけ発生します。予算の上限も設定できます。つまり、掲載しただけでは費用はかからず、クリックの回数と設定した予算に応じて費用が決まります。
一方、無料掲載の求人は、掲載から時間が経つにつれて、求人検索結果での表示順位が下がるとヘルプに書かれています。この点は、他社の解説記事も触れています。たとえば、求人媒体の比較記事(@SOHO)は、Indeedは無料枠だけでは埋もれやすい、と述べています。
| 比較軸 | 無料掲載 | スポンサー求人 |
|---|---|---|
| Indeedへの支払い | 掲載費用はかからない | 求人がクリックされたときに費用が発生する |
| 費用の上限 | 費用は発生しない | 予算の上限を設定できる |
| 表示の傾向 | 時間の経過とともに表示順位が下がる | 公式は「より多くの求職者に見てもらうため」のオプションと案内 |
| 無料掲載のポリシー上の上限(直接投稿) | 月3件まで、検索結果に最長30日間 | このポリシーのページには記載なし |
表は、Indeed公式の案内とヘルプをもとに筆者が整理したものです。スポンサー求人の具体的な単価や、表示される回数の目安は、公式ページでは確認できなかったため、載せていません。
無料掲載の上限にあたる「月3件」と「最長30日間」の数字は、Indeedのヘルプにある無料掲載のポリシーの記載です。このポリシーは、日本を含む複数の国を対象にしています。数字は公式が変更する可能性があるため、掲載の前に公式のヘルプで最新の内容を確認してください。有料の掲載も含めて予算をどう配分するかは、採用チャネルの選び方で整理しています。
他社の記事と公式の記載が食い違う点
掲載方法を調べると、他社の解説記事と公式の記載が食い違う点に出会います。今回確認した範囲で、読者の判断に影響しそうな点を2つ挙げます。
1つ目は、無料掲載の期間です。求人広告の比較を載せた人材会社の記事(ネオキャリアの「みんなの採用部」)は、Indeedの無料掲載を「最長120日間」と記載しています。一方、Indeedのヘルプは、直接投稿の無料掲載の求人は検索結果に最長30日間表示される、としています。食い違いがある場合は、公式の記載を優先して計画を立てるのが無難です。ただし、記事の情報は2026年2月時点とされており、どちらが古い情報なのかは、この記事の調査では判断できません。
2つ目は、求人の自動停止です。採用に関わるサービスを提供する会社が運営する解説記事(StockSun)は、90日間更新がないと求人が自動で停止し、停止後は無料で再開できない、と記載しています。この点は、今回確認した公式ページには記載がなく、確認できていません。長く掲載する求人は、定期的に内容を見直して更新する運用を決めておくと安心です。
なお、StockSunとネオキャリアの記事は、採用に関わる有料サービスを提供する会社が運営しています。自社のサービスの案内を含む記事もあるので、その会社の見方として読んで、費用や条件は公式で確かめてください。
自社に合う掲載方法の選び方
ここまでの内容をもとに、掲載方法を選ぶときの判断の順番を整理します。Indeedを含む母集団形成の手段の選び方は、母集団形成の手法の選び方で整理しています。
- すでにATSを使っているかを確認する。使っている場合は、そのATSがIndeedエントリーに対応しているかを事業者に確認します。
- 対応していない、またはATSを使っていない場合は、直接投稿を検討する。採用ページがない企業や、短時間で掲載を始めたい企業に向く、と公式は案内しています。
- その月に直接投稿で掲載したい求人が3件を超えるかを数える。直接投稿の無料掲載は毎月3件までです。3件を超える分の扱いや、月の数え方は、公式のヘルプで確認します。
- 求人を出したい期間と、無料掲載の最長30日間を照らし合わせる。30日を超えて出し続けたい場合は、更新や再投稿の方法を確認します。
- 無料のままで十分か、スポンサー求人を使うかを決める。無料は時間とともに表示順位が下がるため、早く応募を集めたい求人ほど、スポンサー求人の利用を検討する場面があります。
| 自社の状況 | 考えられる掲載方法 | 確認すること |
|---|---|---|
| 採用ページがなく、まず掲載を始めたい | 直接投稿 | 月3件までの無料枠、審査の時間 |
| Indeedエントリー対応のATSを使っている | ATS経由 | ATS事業者に、費用と件数の扱いを確認 |
| 同じ月に4件以上の求人を直接投稿したい | 直接投稿の無料枠では足りない可能性 | 3件を超える分の扱いと、月の数え方を公式で確認 |
| できるだけ早く応募を集めたい | 無料掲載に加えてスポンサー求人を検討 | クリック課金の仕組みと予算の上限設定 |
表は、公式の記載を判断の順番に並べ替えた筆者のまとめです。スポンサー求人で応募がどれだけ増えるかは、今回の調査では数値で確認できていないため、効果の大きさは示していません。
掲載前の確認リスト
掲載の前に、次の項目を確認しておくと、投稿後の手戻りを減らせます。
- 掲載方法を決めた。直接投稿か、ATS経由か。
- 掲載したい時期に間に合う。審査の最大72時間と、審査通過後の最大72時間を見込んだ。
- その月に直接投稿で掲載する件数を数えた。無料掲載は毎月3件までである。
- 掲載期間を確認した。無料掲載の求人は、検索結果に最長30日間表示される。
- 費用が発生する条件を社内で共有した。Indeedへの支払いは、スポンサー求人を使った場合に、クリックごとに発生する。ATSを使う場合は、ATS事業者への支払いを別に確認する。
- 予算の上限を決めた。スポンサー求人を使う場合に設定する。
- 更新の担当者を決めた。長く掲載する求人は、内容の見直しと更新の担当を決めておく。
この記事の調べ方と、読むときの注意
ここまでの内容は、Indeed公式の案内とヘルプ5ページ、それに他社の解説記事3本を読んで整理したものです。数字や条件は、あとから変わることがあります。いつ確認したかは、参考文献に載せています。
掲載できるかどうかや、費用の細かい条件は、Indeedの公式ヘルプか、使っているATS事業者に聞いて確かめてください。Indeed以外の無料で出せる媒体との違いは、無料で求人を掲載できる媒体と条件で整理しています。
まとめ
公式の案内で確認できたIndeedへの掲載方法は、Indeedに直接投稿するか、Indeedエントリーに対応したATSから出すかの2つです。どちらにするかで、無料掲載の上限(月3件まで、検索結果に最長30日間)が当てはまるかどうかが変わります。
直接投稿は、審査と掲載開始にそれぞれ最大72時間かかるので、時期が決まっている求人は余裕を持って出しておくと安心です。無料掲載は時間がたつと表示順位が下がるため、早く応募を集めたい求人は、クリックされたときだけ費用が発生するスポンサー求人も選択肢になります。ATS経由の場合は、費用や件数の扱いをATS事業者に確かめてください。
まず、今使っているATSがIndeedエントリーに対応しているかを調べてください。ATSを使っていないなら、公式が「短時間で掲載を始めたい方におすすめ」と案内している直接投稿から、無料枠(月3件まで)で始められます。
参考文献・データ元
この記事で参照した情報を確認できます。
- Indeed「無料求人掲載のポリシー」(Indeedヘルプ。確認日 2026年11月4日) https://jp.indeed.com/help/employers/articles/free-job-post-limit
- Indeed「Indeedに求人を掲載する方法」(確認日 2026年11月4日) https://jp.indeed.com/hire/c/info/how-to-post-a-job-on-indeed-for-emoloyers
- Indeed「求人掲載」(確認日 2026年11月4日) https://jp.indeed.com/hire/flow?co=JP&hl=ja
- Indeed「採用向けサービス」(確認日 2026年11月4日) https://jp.indeed.com/hire/employer-products
- Indeed「無料掲載の求人広告とスポンサー求人広告の比較」(Indeedヘルプ。確認日 2026年11月4日) https://jp.indeed.com/help/employers/articles/210465266
- StockSun「Indeed(インディード)求人掲載の方法と無料・有料の違い」(確認日 2026年11月4日) https://stock-sun.com/column/indeed-job-posting/
- ネオキャリア みんなの採用部「【2026年最新】無料で求人掲載できる求人広告16選!」(確認日 2026年11月4日) https://www.neo-career.co.jp/humanresource/knowhow/a-contents-middlecareer-muryokyuzin-230824
- @SOHO「無料で求人掲載できるサイト」(確認日 2026年11月4日) https://atsoho.com/blog/muryou-kyujin-keisai-site
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