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【3分で理解】E-E-A-Tとは?あなたのサイトが評価されない原因かも

部署:マーケティング担当者レベル:基礎知識E-E-A-TSEO
AI検索画面を表示したノートPCと業務資料を背景に、AIOは引用だけを目的としないことを示したアイキャッチ

  • E-E-A-Tって聞いたことはあるけど、正直よくわからない
  • 記事を頑張って書いているのに検索順位が上がらない
  • E-E-A-T対策って具体的に何をすればいいの?

SEOを学び始めると必ず目にする「E-E-A-T」。しかし、意味を正しく理解して実践できている人はごくわずかです。

E-E-A-TはGoogleがコンテンツ品質を判断する4つの評価基準であり、SEO対策の土台とも言える重要な概念です。

この記事では、E-E-A-Tの意味から具体的な対策方法まで、初心者にもわかりやすく網羅的に解説します。読み終えるころには「自分のサイトで何を改善すべきか」が明確になります。

E-E-A-Tとは?4つの評価基準をわかりやすく解説

E-E-A-Tとは、Googleがウェブサイトの品質を評価するために使っている4つの基準です。

具体的には「経験(Experience)」「専門性(Expertise)」「権威性(Authoritativeness)」「信頼性(Trustworthiness)」の頭文字を取ったものです。

Googleは「検索品質評価ガイドライン」という社内文書の中で、E-E-A-Tをコンテンツ品質の評価指標として定義しています。検索結果に表示するページが、ユーザーにとって本当に価値があるかどうかを判断するための基準がE-E-A-Tです。

E-E-A-Tの4つの要素

  • E xperience(経験):実体験に基づいた情報があるか
  • E xpertise(専門性):十分な知識やスキルがあるか
  • A uthoritativeness(権威性):情報源として認められているか
  • T rustworthiness(信頼性):正確で安全な情報か

4つの評価基準を、ひとつずつわかりやすく解説していきます。

Experience(経験)とは

Experience(経験)とは、コンテンツの作成者が実際に体験した情報を含んでいるかどうかを評価する基準です。

たとえば、転職サイトのレビュー記事を書く場合を考えてみましょう。実際に転職サービスを利用した人が書いた記事と、使ったことがない人がネットの情報だけをまとめた記事では、内容の具体性や説得力がまったく異なります。

Googleは「実体験に基づく一次情報」を高く評価します。商品レビュー、旅行記、サービスの利用体験など、実際に経験した人にしか書けない情報がExperienceの評価対象になります。

ポイント

「ネットの情報をまとめただけ」の記事はExperienceの評価が低くなります。自分自身の体験談や一次情報を記事に盛り込むことが重要です。

Expertise(専門性)とは

Expertise(専門性)とは、コンテンツの作成者がテーマに対して十分な知識やスキルを持っているかを評価する基準です。

Expertise(専門性)とはを実務へ落とし込む方法は、「重要専門用語特集!INDEX削除ってなんだ?」で詳しく解説しています。

Expertise(専門性)とはを実務へ落とし込む方法は、「重要専門用語特集!INDEX削除ってなんだ?」で詳しく解説しています。

医療に関する記事であれば、医師や看護師が書いた記事のほうが専門性は高いと判断されます。ただし、すべてのテーマで資格や肩書が必要なわけではありません。

たとえば、DIYの方法を解説する記事であれば、長年DIYを趣味にしている人が書いた記事でも十分な専門性があると評価されます。大切なのは「テーマに対して深い知識があるかどうか」です。

Authoritativeness(権威性)とは

Authoritativeness(権威性)とは、サイトやコンテンツの作成者が「信頼できる情報源」として第三者から認められているかを評価する基準です。

わかりやすい例を挙げると、税金に関する情報なら国税庁の公式サイト、医療情報なら厚生労働省のページが「権威性が高い」と判断されます。

個人サイトでも、他サイトからの被リンクや、SNSでの言及(サイテーション)が多ければ「多くの人に認められた情報源」として権威性の評価は高まります。権威性は自分で主張するものではなく、第三者からの評価によって築かれる点が特徴です。

Trustworthiness(信頼性)とは

Trustworthiness(信頼性)とは、サイト全体やコンテンツが正確で安全であるかを評価する基準です。

具体的には、運営者情報が明記されているか、SSL化(https)されているか、情報の出典が正確かなどが判断材料になります。

ECサイトであれば、決済ページのセキュリティや返品ポリシーの記載も信頼性に影響します。情報の正確さだけでなく、サイト全体のユーザー体験が「安心できるかどうか」がTrustworthinessの評価ポイントです。

4つの中で最も重要なのは「信頼性」

E-E-A-Tを単なる4項目の横並びとして見せるのではなく、Experience・Expertise・AuthoritativenessがTrustworthinessにつながり、「信頼性」が中心とな

E-E-A-Tの4つの要素の中で、Googleが最も重視しているのは「Trustworthiness(信頼性)」です。

Googleの検索品質評価ガイドラインでも、信頼性はE-E-A-Tの中心に位置する要素として図解されています。経験・専門性・権威性がどれだけ高くても、情報が不正確だったりサイトの安全性に問題があれば、全体の評価は下がります。

E-E-A-Tの関係性

信頼性(T)は他の3つの要素を土台として成り立つ「中核」の概念です。経験・専門性・権威性を高めることが、結果的に信頼性の向上につながります。

E-A-TからE-E-A-Tへ|何が変わったのか

Googleが「経験」を追加した背景

E-E-A-Tは、もともと「E-A-T」として2014年ごろからGoogleの検索品質評価ガイドラインに登場していました。2022年12月に「Experience(経験)」が新たに追加され、現在のE-E-A-Tとなりました。

追加された背景には、インターネット上に「実体験を伴わない、検索上位の情報をリライトしただけの記事」が増えたことがあります。Googleは検索結果の品質を守るために「実際に経験した人の情報」を評価基準に組み込む必要があると判断しました。

たとえば、商品レビューやサービスの口コミは、実際に使った人の情報のほうがユーザーにとって価値が高いです。Googleは検索ユーザーの満足度を最優先に考えているため、一次情報を持つコンテンツをより高く評価する方向へ舵を切りました。

旧E-A-Tとの違いを比較表で確認

旧E-A-Tから2022年12月にExperienceが加わり、E-E-A-Tへ変化したポイントを視覚的に整理する

旧E-A-TとE-E-A-Tの違いを比較表で整理しました。

項目旧E-A-TE-E-A-T
導入時期2014年ごろ2022年12月
構成要素専門性・権威性・信頼性の3つ経験・専門性・権威性・信頼性の4つ
追加された要素なしExperience(経験)
重視される情報専門家による正確な情報専門性に加え、実体験に基づく一次情報
個人サイトへの影響専門家・企業が有利体験を持つ個人にもチャンスが広がった

最も大きな変化は「個人サイトにもチャンスが生まれた」点です。旧E-A-Tでは資格や肩書を持つ専門家・企業サイトが有利でした。E-E-A-Tでは「実際に経験した人のリアルな情報」も正当に評価されるようになったため、個人ブロガーやアフィリエイターにとって追い風になっています。

E-E-A-TはGoogleの検索順位に影響するのか

E-E-A-Tはランキング要因ではない?

結論から言うと、E-E-A-Tは直接的なランキング要因(アルゴリズムの数値指標)ではありません。

この論点に関連して、「コンテンツSEOを体系的に理解する|検索意図に応える設計・E-E-A-T独自性・執筆からリライトまで一気に整理」もあわせてご覧ください。

Googleの検索チームも「E-E-A-Tスコア」のような指標は存在しないと明言しています。E-E-A-Tはあくまで「コンテンツ品質を判断するための概念的な枠組み」であり、特定のスコアが検索順位に直接反映されるわけではありません。

ただし「ランキング要因ではない=無視してよい」ではありません。E-E-A-Tの考え方に沿ったコンテンツは、結果的にGoogleのアルゴリズムが評価する要素(コンテンツの質、被リンクの質、ユーザー行動など)を自然と満たすことになります。E-E-A-Tを意識した記事づくりは、間接的に検索順位の向上につながると考えてください。

品質評価ガイドラインとの関係

E-E-A-Tが定義されている「検索品質評価ガイドライン」は、Googleが外部の評価者(品質評価者)に配布している文書です。品質評価者はガイドラインに沿って検索結果の品質をチェックし、フィードバックをGoogleに報告します。

この論点に関連して、「SEO対策完全ガイド」もあわせてご覧ください。

品質評価者の評価結果が、個別のページの順位を直接変動させることはありません。しかし、評価データはGoogleの検索アルゴリズムの改善に活用されています。つまり、品質評価ガイドラインの方向性は「Googleが検索結果をどう改善したいか」を示す指針です。

E-E-A-Tを理解することは、Googleの目指す「理想的なコンテンツ像」を理解することと同じ意味を持ちます。長期的にSEOで成果を出すために、E-E-A-Tの基準は必ず押さえておきましょう。

E-E-A-Tが特に重視されるYMYL領域とは

YMYLに該当するジャンルの具体例

YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、ユーザーの「お金」や「生活・健康・安全」に大きな影響を与えるジャンルを指します。

YMYLに該当する代表的なジャンルは以下のとおりです。

YMYLジャンル具体例
健康・医療病気の症状、治療法、薬の情報
金融・投資株式投資、保険、税金、ローン
法律離婚手続き、相続、契約トラブル
ニュース・時事政治、国際問題、災害情報
安全性防災、サイバーセキュリティ
ショッピング高額商品の購入、金融商品の比較

YMYL領域のコンテンツは、情報の正確性が読者の人生を左右する可能性があります。Googleは誤った情報による被害を防ぐため、YMYL領域のコンテンツには特に厳しい品質基準を設けています。

YMYL領域でE-E-A-Tが必須な理由

YMYL領域でE-E-A-Tが特に重視される理由は、情報の質が読者の「健康」「財産」「安全」に直結するからです。

たとえば、医療情報で誤った治療法が紹介されていた場合、読者の健康被害に直接つながります。金融情報で不正確な税金の計算方法が掲載されていれば、読者が経済的な損害を受ける可能性があります。

YMYL以外のジャンル(エンタメ、趣味など)でもE-E-A-Tは評価対象になります。ただし、YMYL領域ほど厳格に求められるわけではありません。「E-E-A-Tの重要度はジャンルによって異なる」という点を覚えておきましょう。

ポイント

YMYL領域で個人サイトが上位表示を狙う場合、専門家の監修や公的機関の情報を引用するなど、E-E-A-T対策は必須です。「自分のサイトがYMYLに該当するか」をまず確認しましょう。

あなたのサイトが評価されない原因はE-E-A-T不足かも

E-E-A-Tが低いサイトの特徴5つ

記事を書いても検索順位が上がらない場合、E-E-A-Tの不足が原因かもしれません。E-E-A-Tが低いサイトには、共通する5つの特徴があります。

この論点に関連して、「【本質】E-E-A-T対策の正しいやり方!書き方より重要な「サイト全体の◯◯」とは」もあわせてご覧ください。

E-E-A-Tが低いサイトの特徴

  • 運営者情報が不明 :誰が書いているのかわからないサイトは信頼性が低い
  • 体験談や一次情報がない :他サイトの情報をまとめただけの記事ばかり
  • 情報の出典が不明確 :根拠やデータの引用元が記載されていない
  • 雑多なジャンルの記事が混在 :テーマに一貫性がなく専門性が伝わらない
  • 被リンクやサイテーションがゼロ :第三者からの言及がまったくない

「記事の内容は悪くないのに順位が上がらない」と感じている場合、記事単体の品質ではなくサイト全体のE-E-A-T不足が原因であるケースは非常に多いです。コンテンツの中身を改善する前に、まずサイト全体の信頼性を見直してみてください。

チェックリストで自己診断してみよう

自分のサイトのE-E-A-Tレベルを簡易的に診断できるチェックリストを用意しました。当てはまる項目が多いほど、E-E-A-Tの評価が高い状態です。

E-E-A-T要素チェック項目
経験記事に自分の実体験や一次情報が含まれているか
経験写真やスクリーンショットなど体験の証拠があるか
専門性サイトのテーマに一貫性があるか
専門性著者の専門分野やスキルがプロフィールに記載されているか
権威性他サイトからの被リンクを獲得しているか
権威性SNSや他メディアでサイトが言及されているか
信頼性運営者情報やプライバシーポリシーが公開されているか
信頼性サイトがSSL化(https)されているか
信頼性情報の出典や参考文献が明記されているか

チェック項目に当てはまらない部分が、E-E-A-T改善のための優先課題です。すべてを一度に対策する必要はありません。まずは「信頼性」に関わる項目(運営者情報の公開、SSL化、出典の明記)から取り組むのが効果的です。

読者が「自分のサイトは何が足りないのか」を短時間で判断できるようにする

E-E-A-Tを高める具体的な対策7選

E-E-A-Tの概念を理解したら、次は具体的な対策に取り組みましょう。すぐに実践できる7つの対策を紹介します。

記事後半で紹介される7施策を単なる箇条書きとして終わらせず、自社情報の整備→一次情報の充実→外部評価の獲得→継続更新という実行の流れとして整理する

運営者情報・著者プロフィールを充実させる

E-E-A-T対策で最初にやるべきことは、運営者情報と著者プロフィールの充実です。「誰がこのサイトを運営しているか」「誰が記事を書いているか」が明確なサイトは、Googleからの信頼性評価が高まります。

プロフィールには、名前(ペンネーム可)、経歴、保有資格、専門分野、SNSアカウントへのリンクなどを記載しましょう。顔写真があると、さらに信頼感は向上します。

「個人情報を出したくない」と感じる方もいるかもしれません。実名や顔写真が難しい場合は、ペンネーム+活動実績の記載だけでも効果があります。重要なのは「人間が責任を持って運営している」とユーザーに伝えることです。

一次情報や実体験をコンテンツに盛り込む

Experience(経験)の評価を高めるには、自分自身の体験に基づいた一次情報を記事に盛り込むことが不可欠です。

具体的には「実際に使ってみた感想」「手順をやってみた記録」「成功や失敗のリアルな過程」などが一次情報に該当します。写真やスクリーンショット、動画などの証拠を添えると、情報の信頼性はさらに高まります。

すべての記事に体験談を入れる必要はありません。ただし、商品レビューやサービス紹介、ハウツー系の記事では、一次情報の有無がGoogleの評価に大きく影響します。「自分にしか書けない情報は何か」を常に意識してください。

専門家の監修・引用を活用する

自分自身が専門家でない分野について記事を書く場合は、専門家の監修や権威ある情報源の引用を活用しましょう。

たとえば、健康に関する記事なら医師や管理栄養士の監修を入れる、法律に関する記事なら弁護士にチェックしてもらう、といった対策が有効です。監修者の名前と経歴を記事内に明記することで、専門性と信頼性の両方を高められます。

専門家に直接依頼するのが難しい場合は、政府機関や学術論文など権威性の高い情報源を引用するだけでも効果があります。引用元のURLを明記し、読者が原典を確認できる状態にしておきましょう。

被リンクやサイテーションを獲得する

Authoritativeness(権威性)を高めるために、他サイトからの被リンクやサイテーション(Web上での言及)の獲得に取り組みましょう。

被リンクを獲得するための正攻法は「リンクしたくなるほど価値のあるコンテンツを作ること」です。独自の調査データ、わかりやすい図解、業界の最新動向をまとめた記事などは、他サイトから引用・紹介されやすいコンテンツの代表例です。

サイテーションはSNSでの情報発信を通じて獲得できます。記事を公開したらX(旧Twitter)やFacebookで共有し、サイト名やブランド名がWeb上で言及される機会を増やしていきましょう。

構造化データ(JSON-LD)で情報を明示する

構造化データ(JSON-LD)を実装すると、サイトや記事の情報を検索エンジンに正確に伝えることができます。E-E-A-T対策として非常に有効な施策です。

特に効果が高い構造化データの種類は以下のとおりです。

構造化データの種類E-E-A-Tへの効果
Article(記事)著者情報や公開日を明示し、信頼性を向上
Person(人物)著者の経歴や所属を検索エンジンに伝達
Organization(組織)運営元の企業情報を正確に伝え、権威性を強化
FAQPage(よくある質問)検索結果にFAQが表示され、クリック率と信頼性が向上

構造化データの実装には専門的な知識が必要ですが、WordPressを使っている場合はプラグインで簡単に対応できます。まずはArticleスキーマとFAQPageスキーマの実装から始めるのがおすすめです。

指名検索を増やすブランディング施策

「指名検索」とは、サイト名やブランド名で直接検索される行為を指します。指名検索が多いサイトは、Googleから「ユーザーに認知された信頼性の高いサイト」と評価される可能性が高まります。

指名検索を増やすには、覚えやすいサイト名をつけることが第一歩です。SNSアカウントでの継続的な情報発信、YouTube動画の公開、他メディアへの寄稿なども指名検索の増加につながります。

すべてを同時に始める必要はありません。まずはSNSアカウントを開設し、記事を公開するたびに情報を発信する習慣をつけましょう。小さな積み重ねが、半年後・1年後の指名検索数に大きな差を生みます。

定期的なコンテンツ更新で鮮度を保つ

公開した記事を放置せず、定期的に更新して情報の鮮度を保つことも重要なE-E-A-T対策です。

特にYMYL領域では、古い情報がユーザーに誤解を与えるリスクがあります。法律の改正、サービスの料金変更、ツールのアップデートなど、情報が変わったタイミングで速やかに記事を更新しましょう。

更新作業では、記事の最終更新日を明記することを忘れないでください。「最終更新日:2025年〇月」のように表示するだけで、読者に「最新の情報が反映されている」と安心感を与えられます。

まとめ|E-E-A-Tの本質は「誰が・なぜ書いたか」

E-E-A-Tとは、Googleがコンテンツの品質を評価するための4つの基準「経験・専門性・権威性・信頼性」です。

E-E-A-Tの本質を一言で表すなら「誰が・なぜ書いたか」がユーザーに伝わるコンテンツかどうか、という点に尽きます。実体験に基づいた一次情報を発信し、専門性のある運営者が責任を持って情報を届けているサイトこそ、Googleが高く評価するサイトです。

E-E-A-T対策は一朝一夕で完了するものではありません。ただし、運営者情報の公開、一次情報の掲載、構造化データの実装など、今日から始められる対策も数多くあります。

まずは記事内のチェックリストで自分のサイトの現状を確認し、できることから1つずつ取り組んでみてください。小さな改善の積み重ねが、半年後のサイト評価を大きく変えます。

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