OpenWorkの口コミを企業が高確率で削除する方法について解説します。
求職者が閲覧する口コミを、ネガティブな口コミ投稿がないか監視したり、ネガティブな投稿を対策したりしないと、採用候補者に悪影響が及んでしまい、人材が集まらなくなるほか、ネット上での炎上などのデジタルリスクを高めます。
そこで今回は、OpenWorkの口コミについてどのようなものか説明し、対策しないリスクや対策方法についても解説していきます。
OpenWorkだけでなく採用における風評被害対策をしましょう。
【削除方法比較】専門会社 vs 弁護士 vs 自社対応|削除成功率・費用・スピード比較表
OpenWorkの口コミ削除は、大きく「専門会社」「弁護士」「自社対応」の3つに分かれます。それぞれ特徴が異なるため、比較表で違いを明確にしておきましょう。
■ 口コミ削除の実務比較表
| 比較項目 | 口コミ削除専門会社 | 弁護士 | 自社対応 |
|---|---|---|---|
| 削除成功率 | ★★★★★(高い) | ★★☆☆☆(法的違反のみ) | ★☆☆☆☆(低い) |
| 対応スピード | 1〜14日が多い | 数ヶ月〜1年 | 数週間〜数ヶ月 |
| 費用 | 数万円〜(成果報酬も多数) | 20〜80万円+訴訟費用 | 0円(人件費は発生) |
| 対応範囲 | 削除・交渉・検索対策・再発予防 | 法的措置に限定 | 書類提出のみ |
| 運営側との交渉経験 | 豊富 | 少ない | なし |
| 再発防止策 | あり | なし | なし |
| 炎上リスク | 低い | 訴訟で高まる可能性あり | 高い |
| 社内負担 | ほぼゼロ | 手続き多い | かなり大きい |
企業が最も重視するのは 成功率とスピード であり、これを満たしているのは専門会社です。
一方、弁護士は「誹謗中傷が明確に違法な場合」にのみ効果的で、グレーな口コミには対応が難しくなります。
OpenWork(旧Vorkers)の口コミを高確率で削除する方法

OpenWorkの口コミを削除する3つの方法を紹介します。ご自身や、企業にあった方法を検討してください。
削除方法1:OpenWorkの口コミ内容を弁護士に相談(低確率)

弁護士に相談して法的な措置を取る方法です。投稿内容が法律に反している場合など、法律が適応できる場合に有効です。
また、投稿内容によって損害賠償を請求できる場合に有効です。
弁護士を通じて削除を求める場合、最終的に裁判に発展する可能性もあります。
裁判を通じて口コミを削除するには、多大な時間と費用がかかることがあります。
さらに、裁判所が企業側に有利な判断を下すかどうかは予測が難しいため、不確実性があります。
その結果、削除が実現したとしても、プロセスが長期化することで、企業の評判がすでに深刻なダメージを受けるリスクがあります
■OpenWorkの口コミの投稿者を特定する方法とは?
OpenWorkの口コミで個人を特定するには、プロバイダ責任制限法4条1項の「発信者情報開示請求」によって開示請求する必要があります。
しかし、どんな内容でも開示請求できることはありません。
弁護士を通したり自身で開示請求する前に、まずはOpenWorkに任意で投稿者の情報公開請求をし、できなかった場合に弁護士を通して請求をしてみましょう。
削除方法2:OpenWorkへ口コミ削除申請(低確率)
自分でOpenWorkへ削除を申請する方法です。
削除申請自体には料金はかかりません。しかし、準備しなければならない書類が複数あるため、時間がかかります。

OpenWorkに対しての削除申請は、以下のステップで行います。
・侵害情報の通知書兼送信防止措置依頼書の必要事項を記入し押印
・発行後3ヶ月以内の印鑑登録証明書を準備
・発行後3ヶ月以内の登記簿謄本を準備
また、第3者が申請する場合は、依頼主の登録印鑑(実印)が押された委任状が必要で、口コミの内容が事実とは異なる場合は、それを明確に証明するものが必要となります。
さらに、OpenWorkに削除申請をした場合、必ずしも削除されるとは限らない点は留意しておきましょう。
削除方法3:口コミ削除専門会社に依頼(高確率)
専門会社に委託して削除申請するのではなく、削除を交渉するやり方です。しかし、素人には難しく、専門知識や技術が必要です。また、削除交渉ができる会社は限られており、依頼する際には費用がかかることに注意が必要です。
口コミ削除専門会社は、法的な側面からのアプローチや、サイト運営者との交渉経験が豊富で、削除を成功させるための戦略を持っています。
また、弁護士で対応できなかった口コミ削除も可能だったり、削除に成功した後も再投稿されないように適切な対策を講じてくれることが期待されます。
口コミによって企業の評判やブランディングに悪影響が出ている場合、迅速かつ確実に解決し、信用を取り戻すためには、プロフェッショナルな口コミ削除会社の利用が有効な手段です。
しかし、Web上でのリスク対策が必要となった現代では、たくさんの誹謗中傷・風評被害対策の企業が出てきました。
ですが、費用が安いからと依頼したものの、誤った対策を行ってしまい、かえって状況が悪化してしまったり、成果が出ないのにお金だけを払いつづけるというケースもあるので、要注意です。
■そこでオススメしたいのが、誹謗中傷対策専門会社「リブランディング株式会社」

- 口コミ削除 累計実績400社超!
- 1社完結型で、外部に情報が漏れない!過去にクレームなし!
- 継続依頼率95%と驚異の顧客満足度!
リブランディング株式会社は、他社や弁護士の支援で成果が出なかった企業様を多くサポートしています。
また、リブランディング株式会社のサービスは東証一部上場企業のお客様にもご利用いただいております。

■誹謗中傷・風評被害対策「WEBリスク業界唯一プラン」
特に、ネット上での誹謗中傷や風評被害にお悩みの企業様に対しては、効果的かつ長期的な対策が求められています。
そこで、リブランディング株式会社では「WEBリスク業界唯一プラン」をご提供しています。
これは、再発のリスクが高い風評被害にも対応できる再発防止保証オプションです。

誹謗中傷・風評被害は、早期発見、早期対応が重要です。
問題を放置している間にもネガティブなサイトやクチコミは拡散されてしまいますし、
その際に生じた遺失利益や内定辞退者が戻ってくることはありません。

OpenWorkの口コミが削除されるまでの期間と流れ(3パターン)
削除依頼は、ルートによって必要期間が大きく変わります。
ここでは3つの代表的なルートを整理します。
■① 自社でOpenWorkに削除申請する場合(低成功率)
期間:2〜8週間程度
流れ:
-
必要書類の準備(印鑑証明書・登記簿謄本など)
-
侵害情報の通知書兼送信防止措置依頼書を作成
-
OpenWorkに提出
-
運営側が審査(1〜4週間)
-
削除可否通知
-
削除されない場合は追加証明書を準備 → 再申請
※自社申請は「事実誤認が明確」な場合以外、通らないことが多い。
■② 弁護士経由で法的申請する場合(長期化しやすい)
期間:3ヶ月〜1年以上
流れ:
-
弁護士へ相談
-
投稿内容が法律違反か精査
-
開示請求または削除請求
-
裁判に発展するケースあり
-
判決後に削除
※法的ルートは投稿内容が法律違反である必要があります。
※裁判になると、印象悪化・炎上のリスクも増える点に注意。
■③ 口コミ削除専門会社(最短・高成功率)
期間:1日〜2週間
流れ:
-
投稿内容・サイトの特性を調査
-
サイト側との交渉
-
独自ノウハウに基づく削除依頼
-
多くは1〜2週間以内に削除
-
再発防止までサポート
※内製できないノウハウを持つため、最も削除成功率が高い。
専門会社を選ぶ時の「失敗しないチェックポイント」
口コミ削除の業者選びは慎重にすべきです。
誤った会社に依頼してしまうと、逆に検索順位が下がったり、炎上リスクにつながることもあります。
■① 手法を開示しない会社は危険
「どうやって削除しているのか」を説明しない会社は要注意。
ブラックSEOや違法な手法が混ざっている可能性があります。
■② 成果報酬の落とし穴
・成功の定義が曖昧
・削除されても再投稿が防げない
・長期契約前提のプラン
費用が膨らむケースも多いです。
■③ 再発防止があるか
口コミ削除は一度で終わらないため、
再発防止策(保証)がある会社 を選ぶことでリスクを最小化できます。
■④ 運営側との交渉実績
OpenWork・転職会議・Google口コミなど、
“サイトごとの削除ノウハウ” が必須です。
■⑤ 過去の炎上事例の有無
過去のクレーム・炎上がある会社は避けましょう。
削除対象となるようなOpenWorkの口コミを出させない対策方法

ここでは、削除したくなるようなネガティブである口コミを出させない方法を紹介します。口コミに対処する方法も重要ですが、それ以前に、採用に被害を与えてしまうような口コミを出させない口コミ対策も重要です。
従業員の満足度調査などで職場環境改善
日頃から従業員が働きやすいよう、労務管理をしましょう。労務管理については、こちらの記事で労務管理の意味や、具体的な労務管理のやり方について解説しています。
従業員に対して職場に関する不満などを聞くアンケートを実施するのも一つの手段です。人事側が見ていないところで、逆パワハラやモンスター社員といった問題を抱えている人がいるかもしれません。匿名の従業員調査をしてみましょう。
OpenWorkの口コミを企業で監視
ネガティブな情報や、事実とは異なる情報がないか、OpenWorkに投稿された企業(自社)の口コミを目視する方法です。
普段から口コミをチェックしていれば、早くに企業について悪く書かれた口コミに対処できたり、企業の職場環境改善に活かせたりできます。そのため、企業のOpenWork口コミを監視する方法は推奨できます。
しかし、目視をこまめに企業内でしていては、時間がかかってしまいます。そこで、企業の口コミ監視を業者に委託する方法もおすすめします。
OpenWorkに悪評が増える企業の共通点
企業側が「ネガティブな口コミの温床」になっているケースは少なくありません。
以下の項目が複数該当する場合、構造的に悪評が生まれやすくなっています。
■① 評価制度がブラックボックス化している
-
昇給基準が不明
-
上司の主観が強い
-
事前通知なしの評価変更
求職者・従業員は「納得感のなさ」に対して最も強い不満を書きます。
■② 退職者対応が雑・引継ぎが機能していない
-
退職者への扱いが悪い
-
引継ぎが無計画
-
退職理由ヒアリングなし
退職直後に投稿されやすいため、悪評が連打される傾向があります。
■③ マネジメントが属人化している
-
上司によって働きやすさが極端に変わる
-
ハラスメントが放置されている
-
相談窓口が機能していない
上司単位の問題が「会社の問題」として書かれます。
■④ 情報共有が少なく、社内が不透明
-
意思決定の経緯が不明
-
連絡ミスが多い
-
人事情報が曖昧
「不信感」がネガティブ投稿の大部分を占めるため、透明性の欠如は致命的です。
■⑤ 労務管理の遅れ
-
残業過多
-
労働時間管理がずさん
-
有給取得が事実上できない
OpenWorkは残業時間・有休消化率が表示されるため、数字から企業イメージが即落ちします。
OpenWork(旧Vorkers)とはどのようなサービスか
OpenWorkがどのようなサービスか、登録方法や無料会員と有料会員についても紹介します。
OpenWorkは求職者が利用するサービス
OpenWorkとは、求職者が就活・転職時に利用する、企業の求人情報や、企業の口コミが掲載されている情報サイトです。現在では、約450万人のユーザーに登録されています。
OpenWorkは、オープンワーク株式会社が運営しています。現在はOpenWorkとして運営されていますが、数年前まではVorkersという社名で運営されていました。
OpenWorkは、就職活動にも活用されており、就職活動生は、企業研究から、エントリー・内定獲得まで可能です。就活生の2人に1人が利用しているとのデータがあるほど、就活生にも人気の求職情報サイトです。
OpenWorkでは口コミが閲覧・投稿できる
OpenWorkでは、いくつかのうちの条件を満たせば、約1200万件の年収・社員口コミを全て閲覧可能です。また、自分自身で企業の口コミを投稿できます。
下の図のように、職場に関する口コミだけでなく、残業時間・有給休暇消化率も算出されるほか、社員の士気・風通しの良さ・成長環境などについてスコアリングも表示されています。

すべての口コミを閲覧する場合、いくつかの条件があります。
会社評価レポートに回答(在籍中・退職した会社についてのレポート)
転職サービスに登録(社会人向け)
就職サービスに登録(学生向け)
有料会員となる
上記3つは無料でできます。
OpenWorkの無料会員|登録しない場合
OpenWorkを利用するには、無料の会員登録が必要で、会員登録は、メールアドレスで登録するほか、FacebookやGoogleアカウントで登録できます。
無料会員に登録しなければ、口コミは以下のように、スコア・回答者の基本情報と最初の一文だけなどごく一部しか見られません。

OpenWorkの有料会員と無料会員の違い
OpenWorkには、有料会員制度があります。月々1,000円で利用でき、レポートに回答しない・現在求職中ではない方も登録可能です。有料プログラムに登録している場合、有料プログラムの上部に「※現在、有料プログラムに登録しています。解約期限:◎年◎月◎日」と表示されます。
無料会員で、会社評価レポートに回答せず、転職・就職サービスにも登録しない場合は、閲覧できる口コミが180日間と限られてしまうため、注意が必要です。
OpenWorkの口コミ投稿には職務経歴書が必要?
OpenWorkの口コミを閲覧するに当たり、職務履歴書は必要ではありません。
しかし、OpenWorkを通して転職サービスに登録し、その転職サービス内でより高度な待遇を受けたい場合は必要となるそうです。
また、エン・ジャパンが運営する30代・40代のハイクラス転職サービスであるミドルの転職に登録し、職務履歴書まで登録すれば、OpenWorkの全コンテンツ閲覧が可能となります。
OpenWorkの口コミの信憑性は?
OpenWorkの口コミに信憑性はあるのでしょうか。
転職時などの企業調べや情報収集としてOpenWorkを利用する方にとっては、OpenWorkの口コミに関する信憑性や評判について気になるでしょう。そこで今回は、OpenWorkに関する口コミを評価の高いもの・評価の低いものに分けて紹介します。
OpenWorkの信憑性に関する口コミ
ここでは、OpenWorkの信憑性に関する口コミを紹介します。
OpenWorkに対する評価の高い口コミ
OpenWorkの口コミに関する評価の高い意見を紹介します。
【評価】4点(満足している)
企業様からの求人シートで記載しない情報を取れましたので色々参照しました。その情報は基本的に離職済みの方は記載しましたので信頼性が高いだと思います。自分を例とします、前職は派遣会社に入社しました、そのときに入社した企業の情報をopenworksで調べました、自分入社した後、大体に記載されたとおりです。求人シートでは企業様の情報は少ないです、実際企業の運営と今後の昇給など制度が見えないですので、open worksでその情報を見ましたので助かりました。
【評価】5点(非常に満足している)
一言二言ではなく、長文の口コミを載せていることに好感をもちました。またそこまで規模の大きい会社でなくても投稿数が多いので意見に偏りがなく、その会社の本質的な部分が掴めるのではないかと感じます。やはり最新の情報を参考にしたいのですが、回答日の並び替えはもちろん、女性や、中途か新卒かという抽出も可能になっているので見やすさも申し分ないかと思いました。他の企業へもリンクしやすい構築になっているので、業界の視野も広がるのではないかと思います。
【評価】5点(非常に満足している)
企業名を調べたときに一番最初に八角形のグラフで総合評価を見ることができたり、評価のいい企業だと、上位~%なども表示されたりするため、ぱっと見てその企業がだいたいどのくらいの評価なのかがとてもわかりやすい。また、何個かのカテゴリ(給与、女性の働きやすさ、働きがいなど)で実際に働いている社員や働いたことのある社員の口コミを見ることができるので、就職活動や転職活動の際に、一番軸にしているところや気になるところも調べやすいと思う。
引用:OpenWork(オープンワーク)の評判・口コミ(旧VORKERS)#就職しよう
OpenWorkに対する評価の高いクチコミからは、評価の内容が実際にあっていたり、長文の口コミであること、評価が分かりやすいことが伺えます。
OpenWorkに対する評価の低い口コミ
OpenWorkの口コミに関する評価の低い意見を紹介します。
【評価】2点(不満がある)
満足点としては、自身の口コミを投稿したり連動している転職サービスに登録すれば一定期間口コミが見放題になること。また大手メディアだからか口コミ自体も数が多く、それぞれ文量も多かったので読み応えがあったのは良かったです。転職先の評判を調べるときもどの点が支持されているのか星の数で見分けやすかったので使いやすかったです。デメリットとしては、ユーザーの悪い口コミはなかなか載っていないことです。良くも悪くも無難に書かれた口コミが多く、実態が掴みにくいところがありました。
引用:OpenWork(オープンワーク)の評判・口コミ(旧VORKERS)#就職しよう
悪い評判①:投稿者は基本的にネガティブな意見が多い
悪い評判②:その会社に行くべきかどうか判断ができなくなる
悪い評判③:信頼できない情報も多い
悪い評判④:登録がめんどくさい
引用:【OpenWorkの信憑性は?】就活生の評判・口コミまとめ | 実際に利用した僕の感想(旧:Vorkers) 就活の教科書
評価の低い口コミからは、悪い口コミや良い口コミが煩雑しており信頼できない情報もあることなどが伺えます。
採用に効く“風評対策の全体マップ”|3レイヤーで整理
口コミ削除だけしても、根本解決にはつながりません。
採用に強い企業は、以下の「3レイヤー」で対策しています。
■レイヤー①|予防策(投稿を生まない施策)
従業員満足度の底上げが中心。
・社内制度の整備
・マネジメント研修
・退職者アンケート
・ハラスメント相談窓口
・オンボーディング改善
・評価制度の透明化
・給与テーブルの開示
ネガティブ投稿の 原因を潰すレイヤー です。
■レイヤー②|モニタリング(早期発見)
・OpenWork/転職会議/Google口コミの監視
・サジェスト(検索候補)の監視
・SNS炎上ワード監視
・外部ツール活用
→ ネガティブ投稿を“できるだけ早く見つける”層
初期段階で発見できれば、被害は最小限になります。
■レイヤー③|発生時の対処(削除・非表示・沈静化)
・OpenWork削除
・関連ワードの抑制
・検索結果の最適化
・弁護士対応
・専門会社による削除・再発防止
・社内対策(従業員ヒアリング)
再発防止まで行う企業だけが採用成功します。
企業が受けるOpenWork口コミからの悪影響

OpenWorkの口コミ削除について解説しますが、なぜ口コミを削除する必要があるのでしょうか。口コミを削除しないで起こりうるリスクについて紹介します。
悪質なOpenWorkの口コミは風評被害の可能性を生む
悪質な口コミは風評被害のリスクを高めます。
風評被害とは、ネガティブな口コミや情報などから損失を受けることです。
風評被害について知りたい方は、こちらやこちらの記事をご覧ください。
万が一、OpenWorkに掲載されている企業の口コミに、「上司からのパワハラがある」「働く環境が不衛生」など、閲覧者に良くない印象を与えてしまう口コミがあっては、当然、閲覧者の志望度を下げてしまいます。そして、口コミから求職者数を下げてしまい、採用に悪影響を与えてしまうのです。
そこで、口コミの削除など対策が必要となります。
OpenWorkの口コミ削除について解説する前に、具体的にOpenWorkの口コミを削除しなければどのような被害が出てしまうのか見ていきましょう。
OpenWorkの悪質な口コミを削除しないと従業員減少の可能性も
職場の印象を悪くしたり、就職意欲を下げてしまう口コミがあった場合、求職者は減ってしまいます。
最近では、企業に応募する前に口コミサイトなどで実際に働いている人の感想などを見て応募を決めている人もいるほど、求職者にも口コミは大きな影響を及ぼしています。
また、志望度が高い人ほど入念に企業について下調べするため、見られる可能性は高くあります。つまり、口コミを対策しなければ、下調べをしない=志望度が低い人を集めてしまう危険性もあるのです。
そのため、口コミを削除するなどして対策しなければ、求職者が企業側の見えないところで減ってしまいます。
また、企業のネガティブな口コミを既存の従業員が閲覧した場合、職場で働く意欲が低下し、離職をすすめる可能性もあります。
このように、従業員減少のリスクを高めてしまうのです。
OpenWorkの口コミから削除したくなるようなサジェストが発生
万が一、OpenWorkの口コミに「最悪」というワードが多く使われていたとします。その場合、企業名を検索した際に横に最悪というサジェスト(検索候補)が出てくる可能性があります。
企業名を検索した際に出てきた場合、口コミを見なくても、検索段階で悪い印象を与えてしまうため、従業員だけでなく、顧客やその他ステークホルダー(利害関係者)にも悪い印象を与えてしまいます。
また、以下の図のように、企業の口コミを検索したときでなく、企業名を検索した際にもOpenWorkのサイトは出てきやすく、そこで評価が低かったり書いてある印象がネガティブであれば印象を悪くしてしまいます。(具体的な企業名や連想させる口コミは隠してあります。)

こちらの記事では、OpenWorkの口コミのデメリットについて紹介しています。
OpenWork口コミ削除の確認事項
口コミ削除の前に、知っておきたい情報や確認事項を紹介します。
OpenWorkに投稿されている口コミを削除するには、コストがかかるだけでなく、正しい知識が必要となります。OpenWorkの口コミを閲覧する方法や、OpenWorkが定める口コミの削除・非公開基準を理解しておきましょう。
削除するOpenWork口コミを自社で見るには
まず、OpenWorkで自社の口コミを見る方法を紹介します。
口コミ削除の前に、自社の口コミにどのようなものが掲載されているかを閲覧しましょう。OpenWorkの口コミを見る方法は大きく2つあります。
求職者として登録してOpenWorkの口コミを閲覧
求職者として登録して企業名を検索し、口コミを閲覧する方法です。
先程も説明したとおり、求職者の立場ですべての口コミを閲覧するには、いくつかの条件のうち1つに当てはまらなければいけません。
- 会社評価レポートに回答(在籍中・退職した会社についてのレポート)
- 転職サービスに登録(社会人向け)
- 就職サービスに登録(学生向け)
- 有料会員となる
上記3つは無料でできます。
採用担当者としてOpenWorkに登録して口コミを閲覧
企業の採用担当者として登録して口コミを閲覧する方法です。OpenWorkは、採用担当者としても登録できます。
アカウント登録のみは無料で、プレミアム版は新卒採用・中途採用ができます。どちらとも初期費用と基本使用料は無料ですが、プレミアムの場合は、採用が取れた場合に料金が発生します。
アカウント登録のみでできる項目は以下です。
- 会社紹介・ヘッダー画像掲載
- スカウト対象の検索
プレミアムでできる項目は以下です。
- 新卒採用(今年度・来年度の新卒採用は無料、成功報酬一人につき40万円)
- 中途採用(成功報酬一人につき40〜80万円)
- 求人掲載・応募者管理
- スカウトの送信
OpenWorkで削除対象となる口コミ
OpenWork口コミの削除対象や利用規約についても確認しておきましょう。
OpenWork側が定める、削除対象となる口コミは以下の通りです。
- 申請内容から掲載内容が明らかに投稿時の事実と異なると判断できた場合
- 申請内容から掲載内容が明らかに誹謗中傷に相当する表現を含むと判断できた場合
- その他表現が公序良俗に反すると判断できる場合
引用:OpenWorkお問い合わせ 貴社に関する掲載情報の削除依頼
OpenWorkの口コミにはどのような審査があるのか
OpenWorkの口コミは、運営スタッフに目視審査されています。OpenWork側が独自のガイドラインに基づき、口コミがガイドラインに違反していると判断された場合は、投稿は非公開とされてしまいます。
ガイドラインの主な内容は、以下の通りです。
- 相当の企業で正社員化契約社員として1年以上勤務したことがある人のみレポート可能で、噂話や不確かな情報は禁止
- 経営者以外の属人的事例や傾向、個人名、個人が特定できる情報は禁止
- 誤字脱字や罵るような言葉、口頭表現など感情的な表現やビジネスマナーに反する投稿の禁止
- 誹謗中傷や個人的意見の断定的表現、営業妨害に当たる表現、不正行為の告発などの禁止
- 本来あるべきものに対して「皆無」「全く無い」というような誤解を与えかねない決めつけた表現の禁止
- 他のサービスやサービスからの転用
- 不自然なタイミングでの連続投稿・意図的に企業の評判を高めるあるいは下げることを目的とした内容・他社から依頼されて行う投稿・記号やテキストアート、ひらがなを多様・「会社評価レポート」の趣旨が大きく異なる、外国語での投稿の禁止
採用強化につながる「企業ブランド改善策」
口コミ削除は対処療法であり、採用を強くするには 企業ブランド(=働きやすさ+透明性)の改善 が必要です。
■① 評価制度の透明化
企業ブランドを構成する最重要項目です。
・昇給基準
・評価方法
・査定プロセス
・フィードバック面談
を明確化することで、社員満足度は劇的に改善します。
■② 退職者体験の改善
離職直後はもっとも感情的になり、口コミ投稿率も高まります。
以下を整えるだけでも、悪評は大幅に減ります。
・退職理由ヒアリング
・丁寧な引継ぎ計画
・最後の1ヶ月のコミュニケーション設計
・退職者に対する配慮の文化
■③ 採用ページの改善(好印象に“上書き”する)
OpenWorkを見た後に、必ず採用ページが見られます。
最低限、以下は整えておきましょう。
・代表メッセージ
・企業理念
・働き方のデータ化(残業、有給、離職率)
・評価制度の開示
・キャリアステップ
・社員インタビュー
・働きやすさに関する取り組み
■④ 従業員体験(EX)を改善する
・1on1面談の導入
・目標設定の明確化
・オンボーディングの最適化
・表彰制度
・コミュニケーション設計
従業員満足度が上がれば、好意的な口コミが増え、悪い口コミの影響が薄まります。
OpenWork口コミ対策:よくある質問
追加で7つの質問に回答形式でまとめます。
Q1. 削除後に同じ投稿者が再投稿することはありますか?
あります。
OpenWorkは投稿者が再び書くことを制限していないため、
再発防止策をとらない企業は「いたちごっこ」になります。
Q2. 複数の口コミサイトを同時に対策すべきですか?
必須です。
OpenWork以外にも、以下のサイトが検索に出ます:
・転職会議
・Lightworks
・Indeed
・Google口コミ
・Yahoo!しごとカタログ
1箇所だけの対策は意味がありません。
Q3. ネガティブ投稿が多いと採用単価は上がりますか?
大幅に上がります。
一般に、悪評が多い企業は
採用コスト:1.5〜3倍まで上昇 と言われています。
Q4. 採用担当者は口コミに反応したほうがいいのか?
OpenWorkは企業側が返信できない仕組みですが、社内改善には必ず活かすべきです。
事実確認 → 部署改善 → 従業員ケア の流れを取ると、長期的に悪評は減ります。
Q5. 従業員に良い口コミを依頼するのは違法ですか?
違法ではないが推奨されません。
ガイドライン違反・ステマ扱い・炎上など、リスクが非常に高いです。
Q6. サジェスト汚染はどれくらいで改善しますか?
対策会社によりますが、
早ければ数日、遅ければ数ヶ月 の幅があります。
Q7. 口コミ削除はバレますか?
基本的にバレません。
削除理由が公開されるわけではないからです。
ただし「不自然に口コミが減る」と従業員内では噂になる可能性があります。
【番外編】OpenWorkで自分の口コミを削除するには
OpenWorkに自分で投稿した口コミは、編集・削除できません。投稿したユーザーは、書き込みの削除や編集ができないというルールが設けられているためです。
愉快犯や嫌がらせ目的での投稿ができないよう、かんたんに編集や削除ができないようにしているそうです。
OpenWorkの口コミが見れない場合
OpenWorkの口コミが見れない場合の対処方法について紹介します。
OpenWorkの口コミが見られない場合、無料期間が過ぎている可能性が考えられます。無料期間は180日間です。注意しましょう。
また、自分が投稿した口コミが見られない場合、ガイドラインに違反している可能性が考えられます。審査結果や投稿が掲載されなかった場合、それらの理由については回答されません。
転職・就職サービスに登録したが口コミが見られない場合は、以下の理由が考えられます。
OpenWork経由で転職・就職サービスに登録していない
OpenWork経由で新規に転職・就職サービスに登録した方のみ、口コミの閲覧が可能です。
アカウント登録以外に閲覧権限付与条件がある・未対応である
転職・就職サービスによっては、登録だけでなく、プロフィール登録や職務経歴書まで対応してから口コミ閲覧特典が提供されるものもあります。登録した転職・就職サービスで未対応の条件がないか確かめましょう。
OpenWorkにログインしていない
口コミを閲覧するには、OpenWorkへログインする必要があります。
OpenWorkがログアウト状態で提携サービスに登録している
この場合、OpenWorkにログインした状態で再度提携サービスへ登録しましょう。
OpenWorkの口コミが反映されない場合
自分が投稿した口コミが反映されていない場合、自分の投稿が審査に落ちたことが考えられます。また、削除も考えられます。
ガイドラインを遵守した投稿を心がけましょう。
また、運営側に問い合わせるのも一つの手段です。
自分がOpenWorkに投稿した口コミは職場の人にばれるのか
OpenWorkの口コミが職場の人にバレるということは極めて少ないです。個人が特定できるような口コミ内容や、開示請求となるような内容でない限り、バレることはありません。
個人が特定されないよう、特に従業員が少ない企業であったり、特定されやすいような職種や職位であったりすれば、注意しましょう。
OpenWorkの自分で投稿した口コミは削除・編集できない
OpenWorkの口コミは削除・編集ができません。
投稿者が誰か分かってしまうような投稿をしてしまったり、まだ掲載されていない投稿を削除したい場合でもOpenWorkの口コミは削除・編集ができません。
企業情報を修正するには
個人で投稿した口コミは編集できませんが、企業情報は編集できます。
企業ページにある「企業情報」の下にある「企業情報を修正する」というボタンをクリックして企業情報の誤った情報や古い情報を編集できます。
OpenWorkの口コミを削除して風評被害対策をしましょう
今回は、OpenWorkの口コミ削除について紹介しました。企業の口コミにOpenWorkにネガティブな情報があっては、この機会に企業への転職や就職を検討している人に悪い印象を与えてしまい、志望度を下げてしまいます。また、「パワハラ」というワードを含む投稿が多く合った場合、企業名を検索したときにパワハラという検索候補が出てきてしまう恐れがあります。
このように、OpenWorkの企業口コミにに悪い口コミがあれば、企業の評価は落ちてしまい、企業の既存社員へも悪い印象を与えてしまいます。
採用に悪影響を与えかねない投稿は対処し、また、悪い口コミが書き込まれないよう、働きやすい企業環境を考えましょう。
OpenWorkの口コミ削除はリブランディング株式会社へ

リブランディング株式会社では、ネガティブな投稿の削除が可能です。
また、万が一投稿が再発した場合には費用負担無しで対処するプランもあります。
こうした求職者が閲覧する口コミを対策して、採用面での被害を防止しましょう。
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