Googleビジネスプロフィールから口コミの削除申請を出しても、数日経っても口コミが消えないというケースは珍しくありません。焦って同じ文面のまま何度も申請し直すと、かえって審査が長引いたり、スパムとみなされて後回しにされたりすることがあります。この記事では、削除申請が消えない状態を「審査中」と「却下済み」に切り分ける方法、却下される理由の主なパターン、そして再申請の前に見直すべき5つの項目を、実務の流れに沿って解説します。証拠の整理から専門家に相談すべきタイミングの見極め方まで扱うので、何度申請しても消えない口コミに向き合っている担当者の方は、該当する見出しから確認してください。

目次
30秒でわかる結論

削除申請してもすぐに消えないのは異常なことではありません。まず「審査中」と「却下済み」を見分けることが最初の分かれ目になります。

却下されている場合、理由の多くは「選んだ違反カテゴリのズレ」「証拠不足」「Googleが事実に基づく意見と判断している」の3パターンに集約されます。

再申請する前に、この記事の5項目チェックで却下理由を特定してから出し直すと、通過率が変わります。

消える可能性がある口コミ

虚偽の事実、個人情報の暴露、暴言・脅迫、なりすまし、事業と無関係な投稿など、Googleのポリシーに明確に違反する内容です。

消えにくい口コミ

星評価のみ・主観的な不満・事実に基づく批判・サービスへの率直な感想です。感情的には理不尽でも「意見」として保護されます。

この記事でわかること

  • 削除申請が「消えない」ときに起きている2つの状態の見分け方
  • 却下される理由の類型と、それぞれの見直しポイント
  • 再申請前に確認すべき5項目
  • 何度申請しても通らない場合の次の一手

まず確認したい3ステップ診断

STEP 1

状態を確認する

「審査中」か「却下の通知が来た」かを確認します。

STEP 2

却下理由を推測する

選んだ違反カテゴリと、口コミの実際の内容を照らし合わせます。

STEP 3

再申請の可否を判断する

この記事の5項目チェックに沿って見直せる点があるか確認します。

削除申請してもすぐには消えない。まず「審査中」か「却下済み」かを見分ける

削除申請をしてから数日〜1週間程度でGoogleから応答がなくても、それだけで「却下された」と判断するのは早計です。大半のケースは審査待ちの状態であり、却下ではありません。ただし、焦って同じ口コミに対して立て続けに再申請すると、同一内容の連投とみなされて審査がかえって長引くことがあります。実際、通知を確認しないまま即日で申請を出し直し、かえって審査キューの中で埋もれさせてしまう事業者は少なくありません。まず自分の申請が今どちらの状態にあるかを切り分けることが、最初にやるべきことです。

審査中と却下済みの見分け方

Googleビジネスプロフィールの管理画面から「クチコミ」タブを開き、該当する口コミのステータス表示を確認すれば、審査中か却下済みかはある程度判別できます。あわせて、申請時に登録したメールアドレスに通知が届いているかも確認してください。

Googleは審査の結果、口コミが削除された場合と削除が認められなかった場合の両方で通知を送る仕様になっています。却下の場合、通知には簡単な理由(該当するとされたポリシーの種類など)が添えられていることが多く、審査中であればこの通知自体がまだ届いていません。通知メールの件名に「レビュー」「削除」といった単語が含まれているかをまず確認すると、見落としを防げます。

ただし、通知の反映にはタイムラグがあり、実際には処理が終わっているのに管理画面のステータス表示が更新されていない、というケースも起こります。特に申請件数が集中する時期は、システム側の表示更新が追いつかないことがあるため、表示が変わらないからといって放置されていると断定することはできません。

よくあるつまずきは、通知を確認しないまま「消えていない=却下された」と思い込み、即座に同じ内容で再申請してしまうことです。Google側からは同一口コミへの重複申請として扱われ、審査の優先順位が下がる可能性があります。まずは通知の有無を確認し、それでも判断がつかない場合にだけ次の対応に進むという順番を守ってください。

審査にかかる期間の目安

削除申請の審査は、早ければ数日で結果が出ますが、混雑する時期は1ヶ月以上かかることも珍しくありません。断定的な日数を示す情報を見かけることがありますが、実際の期間は申請件数の多寡や時期によって変動するため、幅を持たせて捉えておく方が実務的です。

期間が変動する主な要因は、Google側の審査キューの混雑状況です。年末年始や決算期など事業者からの申請が集中しやすい時期は、通常より審査に時間がかかる傾向があります。逆に閑散期であれば、数日程度で結果が返ってくることもあります。

判断の目安としては、通知から2〜3週間が経っても状況に変化がない場合に、初めてGoogleのサポート窓口経由で状況を確認する、という順番が現実的です。それより前の段階で繰り返し催促や再申請を行うと、審査キューの中でかえって埋もれやすくなります。

例外として、同一の口コミに対して複数回申請を出している場合は、審査そのものがリセットされたり後回しにされたりする可能性があります。「早く消したいから念のため何度も送っておく」という対応は、むしろ逆効果になりやすい点に注意してください。

口コミが消えない理由:却下される主な4パターン

却下理由は大きく4パターンに集約されます。自分がどれに当てはまるかを特定してからでないと、再申請しても同じ結果を繰り返すことになります。カテゴリ選択のズレ、証拠不足、そもそも規約違反に該当しない「意見」であること、そして連投による扱いの4つが代表的なパターンです。1つの口コミに複数の要因が重なっていることも珍しくないため、当てはまるものを1つに絞り込まず、思い当たる項目をすべてメモしながら読み進めてください。ここでは代表的な4つを順に見ていきます。

理由①:選んだ違反カテゴリと口コミの内容がズレている

削除申請の入力フォームでは、違反理由をあらかじめ用意された選択肢(スパムやフェイク、ヘイトスピーチ、関連性のない内容など)から選ぶ必要があります。実際の口コミの内容と、選んだカテゴリが一致していないと、審査側は「該当なし」と判断しやすくなります。

これは、審査の初期段階が選択されたカテゴリを起点に進む仕組みになっているためです。担当者が全文を精読して総合的に判断する前に、まず選択されたカテゴリに沿った基準で機械的にふるいにかけられる段階があると考えられます。カテゴリの選択がズレていると、この最初の段階で弾かれてしまいます。

口コミの中に来店した事実がないことを疑わせる記述があるにもかかわらず「スパムやフェイク」ではなく「関連性のない内容」を選んでしまうと、審査側が着目すべき論点とズレたまま処理が進みます。逆に、投稿者が実際には来店していない可能性を主張したい場合は「なりすまし」または「フェイクエンゲージメント」に近いカテゴリを選ぶ方が、意図が伝わりやすくなります。

一つの口コミに複数の問題(事実誤認と暴言など)が含まれる場合は、最も強く主張したい論点に対応するカテゴリを選び、説明文でほかの問題点を補足する形が現実的です。

理由②:証拠・説明文が「事実」を証明できていない

「嘘の内容だと思う」という主張だけでは、審査側は事実関係を確認できません。来店記録や予約データ、やり取りの記録といった、客観的に確認できる材料が伴っているかどうかが分かれ目になります。

Googleの審査は投稿者本人ではなく事業者側からの申告に基づいて進むため、申告内容が主観的な印象にとどまっていると、削除の判断材料として弱くなります。「あり得ない」ではなく「なぜあり得ないと言えるのか」を示す情報が必要です。

実務では、予約システムに該当日時の来店記録が存在しないことを示すスクリーンショットや、投稿内容と実際のサービス提供内容が食い違っている箇所を具体的に指摘した説明文は、証拠として機能しやすくなります。一方で「当店にこんなひどい対応をするスタッフはいません」といった主張は、事実の裏付けにはなりません。

ただし、個人情報の投稿や暴言のように、投稿内容そのものが規約違反であることが一目で分かるケースでは、事実関係の証明よりも該当箇所を明確に引用することの方が重要になります。

理由③:Googleが「事実に基づく意見」と判断している

星評価のみの投稿や、「対応が悪かった」「期待していたのと違った」といった主観的な感想は、内容がどれだけ理不尽に感じられても、Googleのポリシー上は削除対象になりにくいのが実情です。

Googleの口コミポリシーは、事業者の評判を守ることよりも、利用者の率直な意見を尊重することを基本方針としているためです。感情的に納得できないという理由だけでは、規約違反の要件を満たしません。

たとえば「二度と行かない」という一言だけの低評価や、対応の遅さに対する不満は、それ自体が虚偽や誹謗中傷に該当しない限り、削除申請を出しても却下される可能性が高いパターンです。

ただし、その意見表明の中に虚偽の事実(実際にはない行為をしたと書かれているなど)が含まれている場合は、意見と事実を切り分けて、事実の部分だけを問題視する申請の仕方が有効になることがあります。たとえば「態度が悪かった」という感想部分は削除対象になりにくくても、その後に続く「無許可で写真を撮られた」という記述が事実でなければ、その一文だけを取り出して申請する余地があります。

理由④:同一内容での連続申請がスパム的に扱われている

前述のとおり、同じ文言のまま繰り返し申請を送ると、審査システム側で連投として扱われ、後回しにされたり自動的に却下されたりする可能性があります。

これは、短期間に同一内容の申請が集中すると、組織的な削除依頼や不正な操作の疑いがあるものとして扱われやすくなるためだと考えられます。件数だけを重ねても、審査の質が上がるわけではありません。

たとえば、1週間のうちに同じ口コミへ3回、文言をほぼ変えずに申請を送っているケースでは、内容の妥当性以前に「連投」という形式面で弾かれている可能性があります。焦りから間隔を詰めて出し直すほど、システム側からは組織的な削除依頼キャンペーンのように見えてしまう点が皮肉なところです。件数を重ねること自体が評価を上げるわけではないと理解しておく必要があります。

一方で、前回の申請から時間を空け、かつ説明文の内容を具体的に書き直した再申請であれば、連投とはみなされにくくなります。次の見出しで、この「何を見直すか」を項目ごとに整理します。

再申請前に確認すべき5項目

同じ文面のまま出し直しても結果は変わりません。この5項目を1つずつ見直してから再申請すると、通過率が変わります。

再申請前の5項目チェック

確認項目 確認内容 完了
①違反カテゴリ 前回選んだカテゴリが、口コミの実際の問題点と一致しているか見直した
②問題箇所の特定 問題があると考える表現を一文単位で引用・特定した
③証拠 予約記録やスクリーンショットなど、事実を裏付ける情報を用意した
④文面の書き直し 前回と同じ説明文のまま出していないか確認した
⑤申請の間隔 前回の申請から十分な間隔を空けているか確認した

①違反カテゴリを選び直したか

前回の申請で却下された場合、まず確認すべきはカテゴリ選択が的確だったかどうかです。1つの口コミに複数の問題が含まれる場合、最も強く主張したい論点に対応するカテゴリを選び直します。

カテゴリは審査の入り口にあたるため、ここがズレていると説明文の中身がどれだけ具体的でも読まれる前提が崩れます。前回のカテゴリと今回のカテゴリを見比べ、「なぜそのカテゴリを選んだか」を自分の言葉で説明できるかを基準にすると判断しやすくなります。

具体的には、「関連性のない内容」で申請して却下された口コミが、実際には投稿者の実名や勤務先を晒す記述を含んでいた場合、「個人情報」または「ハラスメント」寄りのカテゴリへ変更した方が、問題の本質に即した申請になります。

複数のカテゴリにまたがる場合は、無理に1つに絞らず、最も該当性が強いものを選んだうえで説明文に他の論点を補足する形が現実的です。どのカテゴリが最も強いか判断に迷う場合は、投稿内容のうち最も客観的に立証しやすい論点を優先すると選びやすくなります。

②問題箇所を一文単位で引用・特定したか

「口コミ全体が不快だ」という書き方では、審査側はどこが規約違反に該当するのかを特定できません。問題のある表現を口コミ本文から一文単位で抜き出し、その一文がどの規約に反するのかを対応させて説明する必要があります。

これは、審査担当者(またはシステム)が口コミ全文を都度精読して問題点を推測してくれるわけではないためです。申請者側が「ここが問題です」と地図を渡す形にしない限り、判断材料として弱くなります。

たとえば「対応が最悪でした。二度と行きません」という口コミ自体は意見の範囲ですが、その後に続く「スタッフの◯◯さんは以前から態度が悪いと有名です」という一文だけを引用し、名指しでの誹謗にあたる可能性を指摘する、という形が具体的な特定にあたります。

口コミ全体が一体となって問題を構成しているように見える場合でも、審査側に伝わるのは「引用された一文」であることを意識して申請文を組み立ててください。引用箇所が複数ある場合は、番号を振って1つずつ対応する規約を並記すると、審査側が対応関係を追いやすくなります。

③事実を裏付ける証拠を添付・明記したか

証拠がない主張は、事業者側の言い分として処理されがちです。予約システムの記録、来店履歴、決済データ、やり取りのスクリーンショットなど、客観的に確認できる情報を用意できているかを確認します。

証拠が求められるのは、Googleの審査が投稿者本人への直接確認を前提としていないためです。事業者側の申告だけで判断せざるを得ない場面では、申告の裏付けになる材料の有無が結果を左右します。

現場でよくあるのは、口コミに記載された来店日時に該当する予約や会計の記録が存在しないことを示す管理画面のスクリーンショットです。これは、「来店していない人物による投稿」という主張を補強する具体的な証拠になります。逆に証拠を用意できない場合は、主張のトーンを弱め、確認可能な事実の範囲に説明を絞る方が、審査側の心証としては安定します。

証拠が用意できないケースについては、後半の「何度出しても消えないときの次の一手」で扱う対応に切り替える判断も必要です。

④前回と同じ文面のまま出していないか

前回却下された説明文を使い回して再申請すると、内容が改善されていない以上、結果が変わる可能性は低いです。理由①〜③で見直した内容を、実際に説明文へ反映できているかを確認します。

同じ文面での再申請が不利に働くのは、審査側から見て新しい判断材料が増えていないためです。カテゴリや証拠を見直したつもりでも、説明文自体が前回のコピーであれば、その見直しは審査に反映されません。

具体的には、前回の申請文をコピーして持っておき、今回提出する文面と並べて、変更点が最低でも1つ以上あるかを確認する作業が有効です。変更点がゼロであれば、まだ見直しが本文に反映されていないことになります。

なお、前回の申請が明らかにシステムエラーなど技術的な理由で処理されなかったと判断できる場合は、同一文面での再送が妥当なこともあります。ただしその判断は慎重に行ってください。処理落ちが疑われる場合は、再送する前にサポート窓口へ状況を問い合わせておくと、無駄な連投扱いを避けやすくなります。

⑤申請から十分な間隔をあけているか

短期間に同じ口コミへ繰り返し申請を送ると、内容の妥当性以前に連投として扱われるおそれがあります。前回の申請からどれくらい間隔を空けているかも、再申請前の確認事項に含めてください。

明確な基準は公表されていませんが、数日おきに繰り返すのではなく、内容を練り直したうえで一定の間隔(数週間単位)を空けて申請する方が、審査キューの中で埋もれにくくなると考えられます。

たとえば、却下通知を受け取った当日に文面を少しだけ変えて再申請するよりも、①〜④の見直しに数日かけたうえで申請し直す方が、結果として通過率が上がりやすい進め方です。急いで出し直したい気持ちがあっても、見直しの質を優先する方が結果的に早く解決します。

逆に、前回の申請内容に明らかな誤り(誤ったカテゴリでの申請など)があったとすぐに気づいた場合は、間隔を置かずに訂正版を送ってよいケースもあります。誤りに気づいたその場で訂正版を送る方が、間違ったカテゴリのまま審査が進んでしまうよりも結果的に早く解決することがあります。

再申請で通りやすくする書き方(テンプレート付き)

説明文の書き方ひとつで、審査側にとっての読みやすさが変わります。主観的な不満を並べるのではなく、事実と該当する規約を対応させて書くことが基本です。同じ理由・同じ証拠であっても、伝え方が整理されているかどうかで審査担当者の読みやすさは大きく変わります。長文で経緯を説明するより、該当箇所・理由・裏付けの3点を短く区切って書く方が伝わりやすくなります。ここでは実際に使えるテンプレートも合わせて示します。

説明文に入れるべき3つの要素

通りやすい説明文には、共通して3つの要素が入っています。該当箇所の引用、その箇所がどの規約に反するかの指摘、そしてその主張を裏付ける事実です。

これらが揃っていないと、審査側は「事業者が不満を表明しているだけ」という印象を受けやすくなります。逆にこの3点が明確であれば、審査担当者が個別に事情を推測する手間が減り、判断が早まりやすくなります。

実際の書き方としては「『◯◯という表現』は、実際には対応していない工程についての虚偽の記述であり、なりすましまたは虚偽の内容に該当すると考えます。予約記録上、該当日時の来店はありませんでした」という書き方は、引用・該当規約・裏付けの3点をひとつの文の中に収めています。

3つのうち証拠だけがどうしても用意できない場合は、無理に断定せず「該当日時の予約記録が見当たらないため、投稿者の実在について確認をお願いしたい」といった、確認を求める書き方に切り替える方が誠実な印象を与えます。

やってはいけない書き方

感情的な表現、Googleへの不満、投稿者への攻撃的な言葉は、審査には逆効果です。申請文はあくまで事実確認を求める文書であって、抗議文ではありません。

審査担当者は個々の事業者の感情に共感して判断を下す立場にはなく、規約に照らして機械的に処理を進めます。感情的な表現が多い申請文は、かえって主張の根拠が弱いという印象を与えかねません。

たとえば「こんな口コミを放置するGoogleの姿勢が信じられません」「投稿者は明らかに悪意を持って書いています」といった表現は、規約違反の立証には寄与せず、文字数だけを消費してしまいます。

一方で、投稿の悪質性そのものを伝えたい場合は、「悪意がある」と主張する代わりに、悪意を推測させる具体的な行動(複数のアカウントからの投稿、営業時間外の来店を主張する矛盾など)を事実として並べる方が効果的です。書いた説明文を提出する前に、感情的な語句だけを一度削ってみて、それでも主張が成立するかを確認する作業が有効です。

説明文テンプレート

以下は、①〜③の要素をあらかじめ組み込んだ説明文の型です。空欄部分に実際の口コミ内容と証拠を当てはめれば、そのまま提出できる形になっています。文面をそのまま流用するのではなく、該当箇所の引用と裏付けの部分だけは必ず自社の状況に置き換えてください。

削除申請の説明文テンプレート

実際の口コミ内容・規約・証拠の有無に合わせて修正してください。

該当口コミのうち、以下の記述について削除をご検討いただきたくご連絡いたします。

【該当箇所】
「ここに口コミ本文から問題箇所を一文単位で引用」

【該当すると考える理由】
上記の記述は、実際には(発生していない事実/確認できない来店/個人を特定する情報の掲載)にあたるため、貴社の口コミポリシーに反すると考えます。

【裏付けとなる事実】
該当日時について確認したところ、(予約記録・来店履歴などの状況)が確認できませんでした。

ご確認のうえ、ご対応いただけますと幸いです。

何度出しても消えないときの次の一手

再申請を繰り返しても通らない口コミは、削除以外の対応に切り替える判断も必要です。5項目を見直しても状況が変わらない場合、そもそも規約違反に該当しない「意見」である可能性を疑ってください。削除できないという前提に立ったうえで、その口コミが与える印象をどう和らげるかに視点を切り替えることが、次に取るべき現実的な一手になります。返信での信頼回復、良い口コミを増やす運用、組織的な投稿への対応という3つの方向性を、状況に応じて使い分けます。

誠実な返信で信頼回復を図る

削除できない口コミであっても、公開で誠実に返信することで、その口コミが与える印象を和らげられます。返信は投稿者本人だけでなく、これから来店・利用を検討している第三者に読まれる前提で書くことが重要です。

口コミを読んで離脱するかどうかを決めるのは、投稿者ではなく、その口コミを見た未来の見込み客です。事業者側の返信内容が誠実であれば、口コミ単体のマイナス印象を、返信を含めた全体の印象で相殺できます。

返信では、事実と異なる点があれば冷静に指摘しつつ、改善に取り組む姿勢を具体的に示すことが基本です。テンプレート的な謝罪文を貼り付けるだけの返信は、かえって不誠実な印象を与えることがあります。

ただし、返信の中で個人情報や内部事情に踏み込みすぎると、新たなトラブルの火種になります。反論したい気持ちがあっても、公開の場である以上、書ける範囲は限定されると考えておいてください。返信文を投稿する前に、第三者に読んでもらって感情的に読めないか確認する一手間が、後々のトラブルを減らします。

良い口コミを増やして相対的に薄める

削除できない口コミを無理に消そうとするより、良い口コミの投稿を増やして、プロフィール全体の評価の中での比重を下げるという方向性もあります。単発の低評価が与える影響は、口コミ総数が増えるほど相対的に小さくなります。

これは、閲覧者が判断材料にするのが個々の口コミそのものよりも、総合評価や直近の口コミの傾向であることが多いためです。1件の低評価があっても、その後に具体的で信頼できる口コミが複数続いていれば、閲覧者の受け取り方は変わります。

ただし、口コミの投稿を促す際に評価内容を誘導したり、対価と引き換えに投稿を依頼したりする方法は、ステルスマーケティング規制など別の法令リスクを招きます。良い口コミを増やす場合は、実際の利用者に自然な形で投稿を依頼する運用が前提になります。こうした運用を仕組み化したい場合、口コミ増える君のような口コミ収集の仕組みを使う事業者もいます。依頼する担当者やタイミングを毎回現場任せにするより、依頼の流れをある程度定型化しておく方が、投稿の偏りを抑えやすくなります。

荒らし・競合による繰り返し投稿が疑われる場合の対応

同じような内容の低評価が短期間に複数投稿される場合、実際の利用者ではなく、荒らしや競合による組織的な投稿である可能性があります。この場合は、1件ずつの削除申請よりも、パターンとしての報告が有効なことがあります。

Google側も、単発の口コミよりも、組織的・反復的な投稿パターンの方が規約違反として判断しやすい傾向があります。個々の口コミの文面だけでなく、投稿時期・投稿者プロフィールの共通点などをまとめて説明すると、審査側に伝わりやすくなります。

開業直後や特定のキャンペーン実施後に、内容が似通った低評価が短期間に集中している場合は、投稿日時と内容の類似点を一覧化したうえで申請すると、単発の申請よりも状況が伝わりやすくなります。

専門会社への相談目安

削除申請を何度出しても消えない、と感じたら

却下理由の切り分け方と、再申請前に確認すべき項目をまとめたチェックリストを無料で配布しています。

自社の申請文がどこでつまずいているかを整理する材料として使えます。

資料を見てみる

弁護士・専門会社に相談すべきタイミングの見極め方

自己対応で消耗する前に、専門家に相談すべきラインがあります。5項目を見直して再申請しても却下が続く場合、Googleへの申請というルートの外側で対応を検討する段階に入っています。特に、口コミの内容が名誉毀損や信用毀損に触れる可能性がある場合や、投稿が組織的・反復的に行われている場合は、自力での申請文の見直しだけでは解決しない領域に入っている可能性があります。どこまでを自社で対応し、どこから専門家に任せるべきかの目安を整理します。

法的措置を検討すべきケース

口コミの内容が名誉毀損や信用毀損に該当する可能性が高く、かつビジネスへの実害(問い合わせの減少など)が明確に出ている場合は、発信者情報開示請求や削除の仮処分といった法的手段の検討対象になります。

Googleへの削除申請はあくまでプラットフォームの利用規約に基づく任意の判断であり、法律上の権利行使とは別の枠組みです。規約違反とは認められなくても、名誉毀損などの法的な権利侵害として別途争える場合があります。

たとえば、事実無根の犯罪行為や不祥事を投稿された、特定の個人が繰り返し標的にされている、といったケースは、Googleの規約上は「意見」として扱われて削除されなくても、法的には別の判断がなされる余地があります。

ただし、法的手続きには時間と費用がかかるため、実害の大きさと見合っているかを事前に整理しておく必要があります。問い合わせ数の減少や予約キャンセルの増加など、実害を示せる記録を並行して残しておくと、後で相談する際に状況を説明しやすくなります。

自力対応と専門家への依頼、それぞれが向くケース

表は横にスクロールして確認できます。

状況 向いている対応
却下理由がカテゴリ選択や証拠不足など、書類面の見直しで改善しそうな場合 この記事の5項目チェックを使った自力での再申請
複数の口コミが組織的・反復的に投稿されている、または法的な権利侵害が疑われる場合 弁護士または専門会社への相談

自力対応が向くのは、問題が「申請の書き方」にとどまっている場合です。一方で、投稿者の特定や損害賠償請求まで視野に入る場合、あるいは社内のリソースだけでは監視・対応が追いつかない場合は、専門家に相談した方が結果的に早く解決することが多くなります。

このあたりの判断は、口コミの内容と実際の投稿状況を見ないと答えが出ないことがほとんどです。自社の状況がどちらに近いか迷う場合は、無料相談で状況を整理したうえで、法的手段が必要かどうかを含めて判断する進め方もあります。判断に迷ったまま自力対応を続けて時間だけが経過するより、早い段階で見立てだけでも専門家に聞いておく方が、結果的に対応の遅れを防げることもあります。

よくある質問

Q1削除申請は何回まで出し直せますか?

明確な回数の上限は公表されていません。ただし同じ文面のまま繰り返すと連投とみなされ後回しにされる可能性があるため、内容を見直したうえで間隔を空けて申請することが実務上の目安になります。

Q2却下の通知が来ないのはなぜですか?

多くの場合はまだ審査中です。管理画面のステータス表示と、申請時に登録したメールアドレスへの通知の両方を確認してください。表示の反映にタイムラグが生じることもあります。

Q3星評価だけの低い口コミも削除できますか?

星評価のみ、または主観的な不満にとどまる内容は、Googleのポリシー上「意見」として扱われ、削除対象になりにくいのが実情です。虚偽の事実や個人情報が含まれている場合は別です。

Q4弁護士に依頼すると必ず削除できますか?

必ず削除できるとは限りません。発信者情報開示請求や削除の仮処分は、名誉毀損などの法的な権利侵害が認められることが前提になります。まずは口コミの内容が法的な権利侵害に該当しうるかどうかの見立てから始まります。

Q5同じ口コミを違うカテゴリで何度も申請してもいいですか?

カテゴリを見直すこと自体は有効ですが、短期間に何度も出し直すと連投として扱われるおそれがあります。カテゴリの妥当性と証拠の両方を見直したうえで、間隔を空けて申請してください。

Q6削除申請したことは投稿者に伝わりますか?

Googleが申請者の情報を投稿者に直接開示することはありません。ただし、口コミが削除された、あるいは事業者からの返信が増えたといった変化から、投稿者側が推測する可能性はあります。

まとめ

1

「消えない」は審査中と却下済みで対応が違う
まず通知の有無で状態を切り分けてから、次の対応を判断します。

2

却下理由はカテゴリ・証拠・意見該当性の3パターンに集約されやすい
感覚的に再申請する前に、どのパターンに当てはまるかを特定します。

3

再申請前は5項目チェックで見直してから出し直す
前回と同じ文面のまま出し直しても、結果は変わりません。

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削除申請だけに依存せず、口コミへの返信運用、良い口コミを増やす施策、そして法的対応が必要なケースの見極めまでを横断してサポートします。

削除可否の見通しを整理する

投稿内容と規約を照らし合わせ、削除申請で対応できる範囲かを整理します。

再申請の説明文づくりを支援する

カテゴリ選択と証拠の整理を含め、通過率を意識した申請文の組み立てを支援します。

返信運用の設計を支援する

削除できない口コミへの返信方針を、業種や状況に合わせて整理します。

法的対応が必要な場合の見極めを行う

弁護士対応が必要な事案かどうかの一次的な判断材料を提供します。

このような企業に向いています

  • 再申請を2回以上試しても却下が続いている
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  • 組織的・反復的な投稿が疑われる
  • 社内に対応窓口や担当者が明確に決まっていない
  • 返信文の書き方に一貫性を持たせたい
  • 法的対応が必要かどうかの判断だけでも相談したい

損害賠償請求や発信者情報開示など、法律上の請求そのものが必要な場合は、提携する弁護士へのご相談をご案内する場合があります。

無料相談で状況を整理する

まずは状況を整理するところから

却下通知のスクリーンショットと、該当する口コミのURLをご用意いただくと、

その場で状況を整理しやすくなります。

無料相談を予約する

本記事の情報について

本記事は、Googleビジネスプロフィールのヘルプページなど公開情報をもとに作成しています。審査期間や判断基準に関する記載は、公式に数値等が明示されていない部分について、一般的な傾向として幅を持たせて記載しています。記載内容は執筆時点のものであり、Googleの審査基準や仕様は変更される場合があります。